ゼルダの伝説 夢をみる島
中央値: 68 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 5.68 難易度 2.25 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 4pt | 3pt |
77pt
GOOD!
【ストーリーテリング】
プレイヤーに提供される情報量は決して多くありませんが、伝える情報のタイミングと質が非常に秀逸で、物語や世界観がスーっと頭の中に入ってきました。
【サウンド】
ゼルダシリーズ初プレイの自分でも聴いた事のあるお馴染みのテーマ、各フィールドの固有BGM、モーション関連のSE、かぜのさかなのうた……これらを聴くだけでも十分購入する価値がありました。
【グラフィック】
ただリアルに似せるだけがグラフィックの進化ではないと改めて思いました。
ミニチュア的な世界でトレーディングフィギュアのようなキャラクターたちが動いている姿は、小さい子がよくする人形遊びを上手くゲームに落とし込んでいて、ビジュアルひとつとっても任天堂らしさを存分に感じることができます。
【程よい難易度】
難しすぎず簡単すぎずの絶妙なバランスでした。
どちらかというと謎解きゲーは苦手な自分ですが、理不尽なギミックや難しい操作を要求されることもなく、またヒントも数多く用意されているので途中詰まりそうになっても「攻略を見る前にもう少し自分で考えてみようかな」と思わせてくれて、解いた時の気持ち良さはさすがそこを強みにしてきたシリーズなだけあるなぁと感心してしまいました。
BAD/REQUEST
悪い点は特に見当たりませんが、強いて挙げるなら「プレイ時間の短さ」「リプレイ性の低さ」「値段」でしょうか。
私はプレイ時間が短くても楽しい体験であれば満足できてしまうので気になりませんが、リメイク作品なのにフルプライスという部分を考慮すると、そこに不満を感じてしまう方がいても仕方ないかなと。
COMMENT
ゼルダシリーズは初プレイになります。
購入に至ったキッカケは「PVの雰囲気に惹かれた」「Switch Liteと同日発売だった」「長らく任天堂のゲームに触れていなかったので"らしい"モノ"がやりたかった」この3点になります。
冒険、探索、謎解き、アクション、会話、何をしていても楽しいと思えるゲームでした。
特にテキストの遊び具合と物々交換のクエストがお気に入りです。
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GOOD!
オリジナルのゲームボーイ版をやったことはなく、今回のSwitch版が初めてのプレイとなります。
【オリジナリティ 3】
カービィやらマリオの敵キャラが当然のような顔ででてくるのにはびっくりしました。
そりゃ同じ任天堂ですけど、あまりに自由すぎないかと(笑)。
【グラフィックス 3】
ミニチュアの人形たちがジオラマの中をちょこまか動き回っているような可愛らしさがいい味を出しています。
ゲームボーイのグラフィックをそのまま立体にしたらこういう感じになるんだろうなあと。
【音楽 4】
これはとても素敵でした。
フィールド曲は、ゼルダの伝説テーマ曲なんですが、弦楽器中心のアレンジで華やかかつ勇壮でいいですね。
あとは疾走感のあるタルタル山脈、穏やかなメーベ村、厳粛で寂しげな顔の神殿の曲が好きです。
一部ゲームボーイの音が混じることもあり、これは昔プレイした人には嬉しいのではないでしょうか。
【快適さ 3】
昔のゲームのリメイクなのである程度不親切であろうと覚悟していましたが、うるりらじいさんもいっていたとおりヒントが露骨です(笑)。
またヒントになるメッセージをさかのぼって確認することができる機能もあり、親切な仕様でした。
【熱中度、難易度 3】
最初は通れなかった場所が後から便利な道具を使うことによって進めるようになるのは爽快で面白かったです。
プレイヤー自身も技術が上達してくるので、行ける範囲が広がってくるとどんどん先に進めたくなります。
とはいえ、私はアクションが苦手なので結構苦労するところも多かったです。
敵が頭がよく、単純に切りつけただけだと攻撃を弾かれるんですよね……。
そのうえフィールド上やダンジョンでは複数の種類の敵がひしめきあっていて、対抗手段を持たない間はノーダメージですり抜けるのは難しいです。
ボス戦はある程度決まった手順で倒す必要があったのでそれなりに苦労しました(この直前に攻略の自由度が半端ないブレスオブザワイルドをやっていたので余計に)。
また、狭い部屋で戦うことが多いので、ハートの数が少ないとあっという間にピンチに!
ただ、こんなのできるか!と思っても少し休むとあっさりクリアできたりするので、このバランスの絶妙さはさすがだと思います。
あと、ハートにせよルピー(お金)にせよ草を刈ったり敵を倒したりすれば簡単に手に入るのはありがたかったですね。
【その他よかったところ】
集めるのが武器とか防具ではなくて、楽器や歌というのが何となく好きです。
名前も「うみゆりのベル」とか「潮騒のハープ」とかメルヘンチックで素敵です。
ストーリーのテーマにもよく合っていたと思います。
BAD/REQUEST
・ダンジョン内でセーブしても開始は入り口から
オートセーブでも自力でセーブでも、再開時にはダンジョンの入り口に戻されている。
どこまで仕掛けを解いたか忘れるのでセーブしたその場から始まってほしかったんですが、これじゃ一体なんのためのセーブなんだ?と。
短いダンジョンならそれでもなんとかなるのですが、長いダンジョンだと最初からやり直す徒労感がどうしても出てきてしまう。
まあ長いダンジョンの場合、仕掛けが複雑なので、再プレイ時にリセットしておいてもらえたほうが思い出す手間が省けるから却っていいかもしれませんが。
ダンジョン攻略は一度とりかかったら一気にクリアしたほうが良いですね。
・島全体マップとワープポイントのマップが別
できれば島全体マップと一緒にワープポイントの場所も一緒に表示されていると便利だったな、と。
あるいは同じ画面で切り替えられるとか。
「マンボウのマンボ」入手前だと好きなようにワープできず、わざわざワープポイントに行って別のワープポイントを選ぶ必要があります。
近くのワープポイントが知りたいときにはちょっと不便でした。
「マンボウのマンボ」入手しなくてもクリアできるらしいですが、これは必須のような気がしますね。
・ボリュームの割にお値段がお高め
グラフィックも音楽も良いのですが、しょせんはゲームボーイのソフトのリメイクのため内容がボリューム不足に感じました。
Switch版の追加要素ややりこみ要素もそこまで魅力のある内容とも思えなかったため、ちょっと値段が高いなと感じてしまいます。
私もポイントがなければ買うのはもっと先だったかもしれません。
COMMENT
手持ちのポイント有効活用のため、ダウンロード版を購入。
Switchは旧版でほとんど携帯モードでプレイしております。
なお、Switch版の追加要素であるダンペイさんのパネルダンジョンは今一つ興味がわかず、一切やっておりません。
ああ、昔こんな感じのゲームやったよな~という懐かしさに浸れる一方で、音楽やグラフィック、システム周りは今風に進化しております。
おすすめできるのは、昔プレイしたことがある方、あるいはしたことはないが興味がある方です。やって損はないと思います。
逆におすすめできないのは、Switchで何か面白いゲームを探しているという方です。
BADにもあるとおり、内容のわりには値段がお高めですので、別の気になるゲームを選んだほうが良いかと思います。