ASTRAL CHAIN (アストラル チェイン)
中央値: 69 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 8.04 難易度 2.25 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
5pt | 3pt | 3pt | 4pt | 4pt | 2pt | 1pt |
73pt
GOOD!
・アクション
レギオンとプレイヤーを繋ぐチェーンを使ったアクションは
プレイするまで、いまいちイメージが伝わらなかったが
動かしてみると驚くほどアイディアに満ちた要素だと気付く。
戦闘におけるチェーンの役割と探索パートにおけるチェーンの役割
これらは双方が理に適った状態で一つのジャンルで成立している。
戦闘では敵を拘束する為の使用やレギオンがプレイヤーを引っ張り猛攻からの離脱に使用等
探索パートではパズルの謎解きや移動、犯人の拘束など設定にも寄与している。
・世界観
近未来SFの世界はテキストによる設定も良く出来ているが、正直活かしきれていない部分が目立った
BAD/REQUEST
残念ながらBAD項目のほうが目立ってしまった。
・カメラ
最初は気にならなかったが、プレイを進めていくうち敵の攻撃も激しくなり
次第にどの敵から攻撃を受けているのか確認が困難になるほど乱戦が発生してくる。
そんな状況でカメラの前にオブジェクトや壁が存在すると途端にプレイヤーの視認が困難になる。
・サブケース(サブイベント)
この項目はユーザビリティと重複するが一部のサブケースは不親切な作りとなっている。
ルール確認困難な要素によってストレスが溜まる。
既プレイヤーなら理解いただけると思うが、ジャイロ機能強制イベントで
「アイスクリーム」のイメージに憎しみの味を加えたのはこのゲーム最大の罪だろう。
・ユーザビリティ
やり易さという点についてはこのゲームはあまりに膨大な事をプレイヤーに要求する。
戦闘における様々な要素はやれる事の多さに比例してプレイヤーに混乱をもたらす。
具体的な例を挙げると戦闘中の操作に関して
コントトーラーの全ボタンを活用することになるという点。
勿論、同時押しも存在する。
これらは単純にユーザー側が使用するかしないかの判断を下せば良いのだが
受ける印象としては詰め込みすぎて戦闘では何に主眼を置くべきか度々見失ってしまい、
結果的に単調なコンボで戦闘が終了してしまう事もあった。
この点はシリーズが進んでいくと解決される問題でもあるので、感情的な意見は省きたい。
次にイベント強制進行、及びセーブ、ロード問題。
探索中うっかりマップ上のメインイベントアイコンに触れてしまい強制的に話が進んでしまう事もあった。
基本的にこのゲームはリニア的な作りになっている為、チェックポイントを通過すると前に戻ることが出来ない、所謂一本道なゲームとなっている。
細かくオートセーブがされるシステムならロードすれば良いだけなのだが。
手動セーブは拠点でのみ出来る仕様で、オートセーブは
サブイベントをクリアした時点とエリアチェンジ、チェックポイント通過した時点でオートセーブされる。
やり直すにはステージ出撃前か上記の条件を満たしたセーブファイルにアクセスするしかない。
今のゲームでセーブファイルが2つしか存在しないのもどうかと思うが、システムの足回りの悪さが目立つ。
・接触判定の甘さ
前提としてこのゲームは一部高所で落下した場合、所定の位置までレギオンが運んでくれる。
高所でチェーンを使った移動時に度々段差に接触し落下する事があった。
「行って戻ってくる」という簡単な状況では、行ってアイテムを拾って自発的に落下して戻った方が
ストレスが溜まらないという事に気付いたほどだ。
また崖際でレギオンに接触して落下する等、足場の狭い場所でのレギオン運用は一苦労する。
加えて狭い場所ではカメラの視認困難な状況も考慮しなくてはならない。
・バグ報告(ver1.01)
キャラクターの見た目を変えるロッカーにてカラー変更パレットの非表示バグ
パレット表示が無いが色の変更が可能。
保存して変更後のカラーが全て透明指定(黒色)になる
以上の2点を3回程確認
COMMENT
・サントラ設定集付き限定版
・プレイ時間 45時間程度 クリア済み
・使用コントローラー PROコン
・難易度 イージー、ゲーム後半守護モード有り
BAD項目色々書きましたが、近年のアクションゲームでトップに入るほど戦闘に熱中しました。
序盤では覚える事の多さに頭を抱えましたが、それは見方を変えればそれだけ多くの可能性を秘めている事になります。
自分はゲーム自体は得意ではありませんが、様々なタイトルをやっています。
その中にあってアストラルチェインは凄まじいアイディアと独自性、膨大に取り入れられた要素。
それらを取捨選択し削ぎ落とす開発者の苦悩と努力を垣間見る作品でした。
同時に荒削りな部分も見えます、しかし是非この作品は次に「繋げて」シリーズ化して欲しい作品です。
これ1作で終わらせるには余りに勿体無いアイディアが詰まっています。
アクション好きには間違いなくお勧めのゲームです。
アクセスランキング
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
オープンエアアドベンチャー / 1人用
■価格:7538
■発売日:2017-03-03
-
Splatoon2 (スプラトゥーン2)
アクションシューティング / 1~8人用
■価格:6458
■発売日:2017-07-21
-
Xenoblade2 (ゼノブレイド2)
ロールプレイング / 1人用
■価格:8618
■発売日:2017-12-01
-
OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)
ロールプレイング
■価格:7344
■発売日:2018-07-13
-
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
アクション / 格闘
■価格:7776
■発売日:2018-12-07
-
世界のアソビ大全51
テーブル / パーティー / パズル
■価格:4378
■発売日:2020-06-05
-
カードファイト!! ヴァンガード エクス
シミュレーション / テーブル / ストラテジー / アドベンチャー
■価格:7538
■発売日:2019-09-19
-
マリオ+ラビッツ キングダムバトル
シミュレーションアドベンチャー / 1~2人用
■価格:6458
■発売日:2018-01-18
-
AMNESIA for Nintendo Switch
アドベンチャー
■価格:6804
■発売日:2019-09-12
-
オーバーライド 巨大メカ大乱闘 スーパーチャージエディション
アクション / 格闘 / パーティー
■価格:4620
■発売日:2019-12-12
GOOD!
・設定
J●J●、PERS●NA等異形と共に戦うという設定だがそれに鎖を用いてさらに戦闘にも活かすというセンスには脱帽です。主人公が警察ということもあり手錠で繋がっているところも細かかったなと。レギオンもカラチェンやメンテナンスができたりして愛着が湧きます。
・戦闘
ジャスト回避等PSを求められるプラチナゲーですが今作は少し毛色が違います。回避攻撃にも無敵時間があるレギオンとないものがいたり連撃は1回じゃかわしきれない…とまあ連打はNGって感じです。
今作には超低難易度がありアクションが苦手だったりしても楽しめます。
またやりこみ要素も多く評価やコスなどベタなものから果てにはトイレの紙なども。
BAD/REQUEST
ストーリークリアまでは佳作程度の評価だったが、クリア後に大きく変わった。
・高難度と嫌がらせの違い
ストーリーは難しいところはあるとはいえクリアだけなら難なく可能。ただクリア後に最高評価を取ろうとすると話が変わる。オールピュアプラチナはいつも通りやりたい人がやればいい話なのだが、今作の評価には被ダメ、死亡回数等がほぼ関わらない。そしてタイムボーナスがありこれは簡単に言えば”早く倒してね”といったところだが、このタイムボーナスの影響が大きく、序盤かつ戦闘のあるクエストは被ダメガン無視でいかにごり押して早く倒せるかといった勝負になっている。さらに今作の宿敵である「キメラ」を倒すと回復(早い話が斬奪)でき、このこともごり押しを助長している。これをヌルいととるかは人それぞれだが、問題はこれができないクエストにある。
被ダメが「ほぼ」関わらないと書いたがこの例外が問題1。9章にバイクステージがあるのだがここがまあ酷い。大抵1度しかやっていないであろうバイクを唐突にやらされる上に一回目では出せなかったレギオンが使える。レギオンが使えるというアナウンスがないため筆者は気づかずに2回死んでクリアさせられた。だだでさえ難しいのにノーダメかつレギオンも被ダメ0でないとS+が取れない嫌がらせ。
ではどうやってプラチナは戦闘の難易度を上げたか。それが問題2。
端的に言えば無敵化、バ火力、悪地形、画面外からの攻撃、人海戦術。クリア後にはひたすら戦闘するだけのクエストをいくつもこなすが必ずこのうちのいずれかの要素を含むと言える。
このうち悪地形は特に酷いといえよう。主にダメージを食らう地形には、奈落(600ダメ前後)毒沼(継続20~30ダメ前後)炎(800ダメ+継続20ダメ前後)アストラル地雷(800ダメ前後)がある。序盤の敵からのダメージが多くとも1発100ダメ程度といえば酷さがわかるだろうか。そして当然のことのようにセットで吹き飛ばしを使う敵が出てくるといったところである。
そしてオールピュアプラチナの前に立つ第三の壁、ミニゲーム。全てではないにしろいくつかの、そして面倒くさいミニゲームが評価対象。
細かいところだがレギオンラッシュが異常に誤爆する。スティックを倒すのと弾くのは大分違うと思うのだが。そして余計な演出。誰が蘇生の演出なんぞ見たがるのか。そして毎回プラチナゲーに思うのだが瀕死時の画面エフェクトが本当に煩わしい。ワンダフル101の時も思ったがピコンピコン音鳴らすだけじゃわからないと思っているのか?
COMMENT
やりこむほどその深淵が見えてくるタイプのゲームでした。ストーリークリアするだけならスタイリッシュさや派手さもあって楽しめるかと思います。長々と悪評を並べましたが悪くないゲームだとは思います。ただ良さがあるだけに細かいシミが気になるといったところです。ティザームービーがとても面白そうで下馬評も高くワクワクしていた分ガッカリというか、まあこんなもんかといったゲームでした。あとストーリーは素人目に見てもあまりいいとは言えないです。特に最後の流れからのご都合展開は流石に無いなと。飛ばすほどつまらなくもないけど見入る程ではないストーリーです。
BGMは特に言うことありません。ラスト辺りのメランコリックなBGMは良かった。他は覚えてないです。ゲーム以外の部分が気になる人は注意。