DAEMON X MACHINA(デモンエクスマキナ)
中央値: 52 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 15.92 難易度 2.67 mk2レビュー数 3ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 3pt | 2pt | 1pt | 1pt | 4pt |
33pt
GOOD!
今更プレイしたので。
アーマードコア既存プレイヤー向けな内容になっている。
アセンブル形式で自分なりの強力な機体を組んでハイスピードなロボットアクションに挑むというのは原作プレイヤーなら馴染みのあるシステムになっている。
賛否あるとは思うがストーリー重視な内容もアリだとは思う、きちんと最後まで書き上げてるならという前提はあるが。
オブジェクト投げとかは面白いアイディアだとは思う、ラスボス戦が投擲か剣の2択しかないのは豊富なアセンブル()ってなるが。
フリーミッションで幾らでも稼げるのでド初心者でも詰みはない、幾らでも稼げるというか只管フリー周回しないとパーツ集まらないバランスはどうかと思うが。
生身で戦闘ができるシステムは斬新、こんなとりあえず入れてみた要素にコスト大量に裂くくらいなら本編きちんと作ってだが。
BAD/REQUEST
アーマードコア既存プレイヤーでもなければあまりにとっつきの悪い内容。
ただでさえ原作が敷居高いのに、開発システムと剥ぎ取り調達システムが更に敷居を上げている。
ストーリー進めないと開発ができず開発に必要な素材は基本的にランダム剥ぎ取りが必須、調達が手間な代物の何が必要になるか分からず迂闊に売却できないとか……原作より更にプレイヤーのハードル上げてどーすんの?である。
ストーリー終盤の一気にランクごとのステージ数が減りムービーも減りチャット会話だけになる極めて分かり易い納期予算不足の手抜き。
ベラベラ喋りまくるゲームにしたなら最後まで手を抜かず作り切れ、できないなら原作同様人間ドラマは匂わせだけにしろ。
ヤンデレメロドラマを長々聞かせるためのクソ硬い機体と戦わされてうんざりする
なんか雑に滅ぶ人類。一般軍がミッション中の通信音声でどんどん壊滅していくミッションの一つも作れ。メールで決戦しました→死にました、とか雑以前の内容だろ
アイス屋って10%20%変わるならともかく2~3%で内容ランダムなのを毎回食うシステムって何のために作ったの?そんなことしてるから予算切れるんだぞ
COMMENT
アーマードコア既存プレイヤーしか耐えられないような原作を更に敷居上げたゲーム性
にも拘らずゲームに集中できないイチイチ大量に入ってくる人間関係ギスギス内ゲバドラマ
なんか突然手を取り合ってみんな仲良し、とかベラベラ喋る割にお前ら何がしたかったのって多くのキャラ、とかポエムとかポエムとかポエムとかポエムとか……
原作既存ユーザーしか耐えられない敷居作っといて原作既存ユーザーは呆れるような作りのチグハグさ。
結局コレの開発なにがしたかったの?という虚無感しか残らない内容であった
ネタバレになるが……
結末を原作同様の投げっ放しフロム脳で終わらせるならボイスドラマ山盛りのキャラゲーにしてんなよ、顔のないアーマードコア作ってろ。ボイスドラマ山盛りのキャラゲーにするなら最後までストーリー作り切れ、予算切れになったからって思い出したようにフロム脳原作リスペクトとかやってんな。
アクセスランキング
-
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
オープンエアアドベンチャー / 1人用
■価格:7538
■発売日:2017-03-03
-
Splatoon2 (スプラトゥーン2)
アクションシューティング / 1~8人用
■価格:6458
■発売日:2017-07-21
-
Xenoblade2 (ゼノブレイド2)
ロールプレイング / 1人用
■価格:8618
■発売日:2017-12-01
-
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
アクション / 格闘
■価格:7776
■発売日:2018-12-07
-
OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)
ロールプレイング
■価格:7344
■発売日:2018-07-13
-
世界のアソビ大全51
テーブル / パーティー / パズル
■価格:4378
■発売日:2020-06-05
-
カードファイト!! ヴァンガード エクス
シミュレーション / テーブル / ストラテジー / アドベンチャー
■価格:7538
■発売日:2019-09-19
-
マリオ+ラビッツ キングダムバトル
シミュレーションアドベンチャー / 1~2人用
■価格:6458
■発売日:2018-01-18
-
AMNESIA for Nintendo Switch
アドベンチャー
■価格:6804
■発売日:2019-09-12
-
ポケットモンスター ソード/シールド
ロールプレイング
■価格:6578
■発売日:2019-11-15
GOOD!
・そこそこ簡単でかっこよく爽快感あるロボアクション
正直アーマードコアやアナザーセンチュリーズエピソードあたりで見たことのある操作感やシステムのロボットアクションでオリジナリティ自体は薄い。ただ一方で調整自体はそれなりに爽快なものに仕上がっており、分かりやすいダメージ表記や攻撃特化・移動特化・防御特化の三形態の切り替えなどと合わせてそれなりに楽しいものに仕上がっている。難易度は高くは無く、アーマードコアのように人を選びすぎない出来でもあるのでこうしたアクションゲームとしては間口の広いものとなっているのも良い。
・音楽の盛り上がり
これもオリジナリティはさほどでもない。どこかで聞いた事のあるような曲が多いが、非常に盛り上がる曲が多いのも確かで、ハイスピードな戦いをかっこよく演出してくれる。
・アニメ調グラフィック
好みは分かれるが、フォトリアルではなくトゥーン的表現で全てが描かれており、そのおかげか戦闘中の動作も基本的には軽く、また何が起こっているのかも分かりやすい。
・一人用モードだけでもそこそこのボリューム
パーツなどを適当に稼いだりしつつもあまり寄り道せずにストーリーモードのフリー・オーダー両ミッションをクリアしてエンディング到達するだけで15~20時間ほどのボリュームがある。アーマードコアなどよりもボリューミーでたっぷり遊べる。
BAD/REQUEST
・基本的に意味不明で、カッコつけた中身の無い台詞とポエムだけで構成される虚無ストーリー
個人的には今作最大の残念ポイント。いかにもSFロボゲーにありがちな過酷な世界を描こうとして入るのだが、描写も説明も出鱈目な上に重要な情報は不足しまくりで、一方別にどうでもいいことは詳しく説明してくれる。各グループもネームドキャラクターも、どういう組織でどういう個人かが碌に語られないまま何となく盛り上がったような台詞を吐いて、何となく決意したような顔をみせて、何となく悲嘆したような涙を振りまく。プレーヤーとしてはポカンとするしかない。
世界設定も何が起こっているのかも基本的に作中人物が痛々しい台詞とともに勝手に納得しただけで説明は無く描写もなく物語が進行して行くため、ふわっとした雰囲気以上の盛り上がりも感動も存在しない。中二病的な「俺の考えた最高にカッコイイ設定ノート」を延々と見せ付けられる感じで、ただただ苦痛だった。
とある重要な選択肢も、直前まで延々意味不明ポエムが語られるだけなのでもう何を選択しているかすら微妙に分からないままに選択することになる。
ロボゲーならストーリーは雰囲気や添え物程度でいいと思ったのかもしれないが、半端な添え物は邪魔なだけであり、雰囲気は痛々しさしか出ていないことを開発勢はしっかりと自覚して欲しい。
またその雰囲気ストーリー描写すら、「どっかのなんかの作品でみたアレ」の劣化コピーにしかなっていなかったりするので退屈さと痛々しさは頂点越えである。
・残念なボス
ネタバレを伏せるために詳しくは書かないが、ごく一部のボスが本当につまらない。非常に硬く弾丸が尽きて補充も出来ないのだが、ステージに転がっている爆弾を掴んで投げるだけで撃退できてしまう。ストーリー上非常に重要な戦闘なのだが、それまでのテクニックも機体のカスタマイズも無意味なドッヂボールにひたすら白ける。
・人体改造によって失われる見た目
今作ではプレイヤーキャラはアバターとして結構自由に作成できるのだが、その苦労して作った外見は人体改造というキャラ&機体性能の向上要素を使うことでどんどん失われてしまう。この要素はいわゆるスキル取得のようなものでパッシブ的に能力を上げたり新しいアクションを覚えたりできるのだが、それと引き換えに人体改造のためどんどんサイボーグになってしまう、という演出がなされている。
雰囲気作りとして「強くなる代わりに人の肉体を失う」というのは面白いのだが、一段階目の改造からアバターの見た目を台無しにしてくれるので、見た目を大事にしたい人にとってはそもそもこの改造自体が死に要素と化してしまう。
・戦闘中の画面の停止
基本的に戦闘中はカクツクことなく動作するのだが、イベントなどあるときには半秒ほどガッツリ停止したりするのでここは非常に快適性が低い。
COMMENT
TVモード、プロコンでのみプレイ。
さっとクリアして楽しむだけならギリ佳作といったところか。
爽快でわかりやすいロボアクション自体は楽しく、コアすぎる難しいロボゲーに臆するようなライトなゲーマーでも十分に楽しめるのはこうしたゲームの間口を大きく開くきっかけにもなるので大変良い点だと思える。
一方でオリジナリティに乏しく、まともな物語も書けていないために数ヶ月すれば何となくの印象を残して記憶から消えるようなゲーム作品であることが非常に残念である。