真・女神転生Ⅴ
中央値: 62 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 14.8 難易度 2.80 mk2レビュー数 5ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1pt | 3pt | 2pt | 3pt | 2pt | 1pt | 2pt |
41pt
GOOD!
・女神転生シリーズということで一定の面白さがある。
・合体をせずにスキルを自由に取り替えやすくなった
・セーブポイントがあちこちに配置されており、ファストトラベルもできる
・ターンパスが未使用のプレスターンアイコンから半分消費するようになった。
BAD/REQUEST
・戦闘のテンポが真・女神転生Ⅲよりかなり悪い。
・カジャやクンダも単体と全体に分けられ単純に面倒くさくなった。
・非常に悪いゲーム視界と操作性の劣悪さ。
・ヒロインとの関わりと掘り下げが浅く、ほとんどNPCレベル。
・ロウ・カオスに該当する友達との掘り下げも浅く、気がついたら敵対。
・見づらく移動も遅く、無駄に広い2D MAP
・MAPの立体構造を難解にして、上へ進むことを強いる3D MAP
・とにかく地割れを飛び越すジャンプアクションを連続で強いるダメさ
・10Fでジャンプ失敗して裂け目落ちたら、また1Fからというような理不尽さ
COMMENT
まずこのゲームはストーリー希薄な上に戦闘が主体なので、
本家のナンバリング作品ではなくアバタールチューナー3と思ってプレイした方が良いです。
戦闘面をアバタールチューナー。3DMAP進行を真4。キャラの関わり合いをラストバイブル並。
それらをいきあたりばったりで中途半端につなぎ合わせ
真3みたいなのを作ったらこんなのが出来ましたっていうのが真5です。
ジャンプアクションがそもそも駄目。裂け目があちこちに連続してるので
1度でも失敗するとまた最初の地点からになるパターンが後半からくそ多いです。
だんだんイライラしてきて戦闘も面倒くさくなってきます。
旧作だったら一旦立ち止まらせて、対岸へ渡りますか?のコマンドで済ませてきたのに
なんでアクションゲームを強いるかな。たぶん真5プレーヤーにとって最も不評だった点が
このアクション性を強いるところだったと思います。
あまりにも酷すぎた結果、公式のアップデートて修正されたくらいですし・・・
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GOOD!
真・女神転生は1~3(マニアクス含)、4、4F、ストレンジジャーニー、if…をクリア済みです。
一番好きで思い入れがあるのは真3マニアクスとなります。
今作については、以前より発売を楽しみにしていたため、事前に情報をほとんど得ずにプレイしております。
難易度は最初の10時間程度がCasual、残りはSafetyで1回クリアしました。
そのためバトルではほとんど苦労していないので、以下の記述ではそのあたりについてほぼ触れておりません。
【オリジナリティ】→3
ついに真シリーズで高低差のあるフィールドが探索ができるようになりました。
とはいえオープンワールドに見えるというだけで、ブレスオブザワイルドのようにどこでも登れるわけでもなく、飛ぶこともできないので不自由さはありますが……。
【熱中度】→3
・フィールド探索が楽しい
高低差のあるフィールドを駆け回るのが楽しいです。
目的地に至るまでのルートをどうにか探し出してたどり着けたときの喜びは格別ですね。
あと、光っている自動販売機を調べると換金可能な遺物がゲットできます(しばらくするとまた補充されている)。
たとえ道に迷っても行く先々でそういうお楽しみがあるのは良かったですね。
高いところから悪魔が走り回っている様を眺めていると、魔界にいるんだよなあ……としみじみしてしまいます(笑)。
【難易度】→3
最初はCasualモードでやっていたのですが、いちいち弱点を調べる必要のあるバトルが早くも序盤で面倒になってきてしまい、Safetyに変更しました。
社会人ですので、こういう配慮は本当にありがたいです。
【グラフィックス】→3
・悪魔のデザインが良い
目を引く悪魔だなと思うとまず土居さんのデザインでした(新規だから当たり前かもしれませんが)。
個人的に好きなのはアナーヒターですね。シンプルでどういう女神様なのかわかりやすく、いかにもメガテンの女神様という感じがします。
あと金子さんデザインの悪魔も今作では結構現代風(?)の顔つきと身体つきになっていますね。これなら新規プレイヤーも愛着がわきやすいと思います。
・美しくも恐ろしい魔界の景色
崩壊したビル群を覆う黄金の砂が美しいです。
完全に砂漠化しているわけでもなく、ところどころに緑や川の流れるところもあるのでほっとします。
最終的に行ける地域については不思議なオブジェが足場になっていることが多く、歩きづらいけれども美しいところだな~と感じました。
【音楽】→4
4/4Fより印象に残る曲が多かったです。
特にフィールド曲は、地域によってがらっと変わるのが良いですね。
バトル曲もこれまでのシリーズのオマージュだろうなというのもあってニヤリとしました。
【その他】
・ダーク系悪魔を会話で仲魔にできる
メッセンジャー悪魔のスライムの言葉に気付き、試しにオンモラキに話しかけてみたらビックリ!普通に会話ができてしまいました。
・悪魔がフィールドで宝探ししてくれる
傍に常に浮いている悪魔がフィールド上でアイテムを見つけてくれるので楽です。
アマノザコだけではなく、各地で色々な悪魔が入れ代わり立ち代わりついてきてくれるので結構楽しいです。連れている悪魔によって見つけやすいアイテムの傾向も違うようです。
たまに悪魔を引いてしまうのはご愛敬ということで……。その時の言い訳も連れている悪魔によって違うので面白いんですよね。
・仲魔を育てるのが楽
魔導書というレベルを上げるためのアイテム、フィールド上に埋もれている悪魔の像、クエストの達成、悪魔合体、等々ありとあらゆる方法で仲魔がレベルがあがる機会が多くて育てるのが楽です。
特別なスキルがなくてもストック内の仲魔に経験値が入るのも良いですね。
また、写せ身合体はSJのデビルソースに比べて写せ身の入手がそれほど難しくないので、仲魔の強化にあまり惜しまずに使えるのも良いポイントです。
BAD/REQUEST
【満足度】→3
・ストーリー描写の薄さ
ここが今作最大の残念な点です。
創世という壮大なテーマがありながら、状況の説明やキャラの描写が足りないため何故そういう結果に至ったのかわからず、終盤に近付くほど唐突な展開が多くなっています。
人間も悪魔も魅力的なキャラが多いのに、上っ面だけでそれらしいことを語っているだけにしか見えません。
他の真シリーズに比べて気分の悪くなる(褒めてます(笑))ようなイベントが少なく、今作は神側のお話がメインだからかと思っていたのですがそういうことではなかったのですね……。
真・女神転生シリーズは(特に人間側の事情に関して)あっさり描写が持ち味であるということを承知していても、フォローは難しいです。
今作も複数エンディングがあるようですが、メインストーリーがあの薄さだと思うと周回プレイは躊躇してしまいますね……。
【快適さ】→3
・セーブポイントでしかセーブできない
オートセーブもなく、中断セーブもないという今どき驚きの仕様です。
直近でセーブしたところにすぐ戻れるのはいいのですが、状況によってはかなり前の地点に戻らされることもあるのでちょっと不便です。
あと、悪魔合体はいつでもどこでもできるようにしてほしかった。
・マップがわかりづらい
建物のように階層がはっきり分かれているわけではないので、地図に表しづらいのだろうとは思いますが、どこがどこに繋がっているのか非常にわかりづらいです。
地図上では行けそうなのに行けないということが多く、ストレスが溜まります。
自分で目印がつけられないので、同じ場所をぐるぐる行ったり来たり落ちたり登ったり……。
【その他】
・悪魔全書で仲魔を拡大して見られない
せっかく悪魔たちが美麗になっているのにもったいない!真3からこういう機能を劣化させてどうするのでしょう?
・悪魔の表示に時間がかかる
パーティ編成時や悪魔合体前に悪魔のステータスを見るとき、仲魔を切り替えた直後は輪郭や服の装飾などがぼやけていて、数秒たつとフォーカスが合って綺麗に見えるという現象が起こります。
見ていて落ち着かないし、処理が追い付いていないんだろうな~と切なくなります……。
・倒壊したビルばかりのフィールドでちょっと飽きる
東京は高層ビルが多いのである程度仕方ないとはいえ、もうちょっとその地域の特徴が出た廃墟が色々あっても良かったのでは?
せっかく新しいフィールドに行っても今一つ変わり映えしないなあとガッカリすることがたびたびありました。
・ラストダンジョンの冗長さ
正確にはその一つ前なのですが、無駄に広い上に意味がありそうで全くない高低差と行き止まりの廊下、全く難しくないギミック……。
最上階の悪魔の配置なんてあまりにやっつけ仕事で、チェスの駒のように整然と並んでいる悪魔たちを見たときは「何だこれ?」と声をあげて笑ってしまいました。
せめてフィールドと同じように徘徊くらいしていましょうよ……。
・クエストの配分バランスが悪い
特に終盤、明らかにメインに配分すべき重要なイベントがサブに分類されています。
真4/4Fだとこなしているうちにおのずと世界の姿が見えてくるのが面白かったのですが、今作では依頼内容の単調さもあり、あまりそういうやりがいを感じませんでした。
COMMENT
クリアまで65時間くらい。Switchは携帯モードでプレイしています。
いつからメインストーリーが盛り上がってくるんだろう、これまでに抱いた疑問が解決するのだろう、と思いながらプレイしていたのですがなし崩し的にクリアしてしまいました。
こんな肩透かしをくらうなんて、シリーズをプレイしてきて初めての経験です。
私が難易度Safetyでやっているからこの程度のガッカリで済んでいると思うのですが、これ以上の難易度でクリアした人はどう感じるのでしょう?苦労に見合うエンディングだったでしょうか?
世界の行く末を決める緊張感、自分の意志を貫くために友達と袂を分かつ悲壮感、こんな遠いところまで来てしまったという不安と孤独……。
残念ながら、シリーズに共通しているそんな感覚を今作ではあまり得ることができませんでした。
周回プレイ前提なのかもしれませんが、それにしたってもう少し見せ方があるだろうと。
Switchより機能が劣るであろう携帯機対応のストレンジジャーニー、真4/4Fにも完全に負けています。
真3を強く意識して作っているのだろうとは思いますが、あれを超えることはやはり難しいのでしょうね。
誰にオススメできるのかというと難しいです。
難易度が選択可能で仲魔育成が楽なので、初心者でもプレイしやすいとは思いますが、あのフィールド探索を楽しいと思えるかどうか?
かつてないほどストーリー描写が薄いので、シリーズのファンには是非オススメとは言いづらい。
興味があったら、値段がもう少し下がったら、マニアクス的なもの(笑)が発売されたら、やってみてもいいかもしれません。