ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
中央値: 83 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 12.73 難易度 2.75 mk2レビュー数 20ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 2pt | 4pt | 4pt | 3pt | 2pt |
71pt
GOOD!
・自由度の高さ
とにかくどこにでも行ける。山だろうが崖だろうが視界にうつるものほぼ全てに登ることができる。ただ歩き回っているだけで楽しい。
試練の祠も謎解きの回答が1つではなく、様々なものを用いて自分なりのやり方で(時には強引に)突破できたりなどこちらの意味でも自由度が非常に高い。
・尋常ではないやり込み要素の数
100を超えるミニダンジョンやコログの実、素材集めや料理のバリエーション、野生馬の厳選など挙げればキリがない。そろそろプレイ時間が300を超えるがとてもコンプリートできそうにないくらいの圧倒的ボリューム。
・グラフィック
人物はトゥーン色が強めに出ているが、岩肌などの背景はリアルに描かれており実際に大自然を冒険しているかのような気分に浸ることができる。
・人々との交流
ムジュラのように時間帯によって人の動きが変わったりイベントが起こったりと非常に細かく設定されており、世界観のリアルさに拍車をかけている。さらに交流することによってできることが増えたり、村を作ることも可能などやり込む価値もある。
BAD/REQUEST
・メインストーリーについて
今作はサブのやり込み要素を重視したつくりであるためメインのストーリーが物足りない。
リンクの記憶の断片など少しの情報しかないため仕方がないが、英傑のキャラがやや弱く、一部はマンネリ感もある。今後に期待。
・メインダンジョンについて
メインダンジョンが4つしかなく、設定上仕方ないが内部風景もにたようなものばかりで敵も呪い関係ばかりでバリエーションも少なく殺風景に感じた。
ボスも全員属性の違うだけのカースガノンでダンジョンのボスに会うワクワク感が薄い。
クリア後は二度と入ることができず、後でゆっくり探索、なんてこともできない。
・雨
雨のときは取れる素材が増えたり隠密性が上がったりするが崖ですべる、焚火ができない、雷に備えて装備を変えなければならないなどマイナスの面が印象深い。さらに頻度もかなり多く鬱陶しい。
・武器について
武器が壊れるシステムは別にいいが、マスターソードが壊れるのは個人的にいただけない。
おまけに耐久も低く普段は威力も低い。
ハイリアの盾は耐久は高いがいずれは壊れる上買値は高いので結局使わなくなってしまう。
従来の装備で気軽に歩き回れないのが残念。
・音楽
音楽については個人的には微妙だが、背景や作風にはよくあっていると思うので特に言及はしない。
COMMENT
メインコンテンツの物足りなさからやや悪い面が多く書き出されてしまったが、それを大きく上回るレベルのやり込み要素の膨大さ、優秀さで歴史に残る傑作であることは確信できた。
3Dゼルダの当たり前を大きく見直した今作はこれからのゼルダのありかたに大きく影響を与えただろう。
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GOOD!
とにかく探索が楽しい。
シナリオは各地を巡る形で展開する上にラスボスと戦うための力も各地を巡ることで得られるため、ハイラル中を駆け回ることになるのだが。
とにかくどこへ行っても祠(強化)、塔(マップを強化)、コログ(武器の所有数増加)、記憶(シナリオ)、神獣(シナリオ、ラスボス弱体化)、キノコや木の実動物や虫や鉱石(クラフトアイテム、売却用)、敵、イーガ団(敵)、野生馬、大妖精(強化)、馬宿(宿屋)、変なスポットととにかく何か一つはある。
特にコログの配置はかなり絶妙で、ハズレルートというか、間違って変なところに入り込むと大体コログがいるってくらいこっちの動きを計算して配置されている、本当に驚く。
またシナリオに関してはメインを記憶をたどって過去に何があったかを紐解くというスタイルで、
メインシナリオの一つである過去の記憶をハイラル各地に配置、その記憶が結構絶妙なところにあり「敵が強いから迂回しよう」「なんかなんもなさそうだけどなんかありそうな気もするからとりあえず行ってみよう」とすると大体祠かコログか記憶にたどり着くというのはなかなか、要はハズレルート、何もない行き止まりが殆どない、ハズレなしのゲーム。
要はシナリオの発生するポイントをひたすら回らせるという「やらされてる」形にしないようにしてかつ受注クエストを繰り返すという形でもなくシナリオを自然に表現しようとした結果というか、なかなかどうして。
rpgでよくあるハズレルートには宝箱(いらない)があるみたいなことにならない、シナリオ発生ポイントをひたすら巡りプレイヤーは何もしない(ボタン連打戦闘だけ)にならない作り。
本作は基本ルピーがたまりにくくなってるが、それも上の探索させるための計算のうちに入っている。
そのせいでとにかく飽きない、ゲームによくある「何もないとき」が殆どない、そのせいでえらく熱中する。
また和ゲーであるがゆえに、必要以上にグロ、暗くない。そのせいでプレイしてて疲れないギリギリの範囲を攻めてくる、だから途中でグロすぎて疲れて投げ出す心配があまりない。
難易度も絶妙で、難しいなら迂回、撤退、アイテムごり押し強行突破はどの判断も正解という作り、とにかく無意味な行動がないのがこのゲーム。
ゲームの投げ出しポイントを極力作らず、かつボタン連打ではクリアできない程度には難しくしている、相当な工夫というかテストプレイが行われたんだろうなと思う。
総合的に言って最高クラス、とにかく面白い。正直このレベルのゲームは家庭用ゲーム機向けの和ゲーでは7~8年であえてなかった。
BAD/REQUEST
グラフィックなのだが、据え置き向けで開発されているせいか、ふわっとした淡い色使いはいいのだが、外で携帯モードだと光って見にくい、携帯モードメインなのでそれが少し不満。
雨も雨で、イマイチ雨の時にできることがない、雨で楽しませる工夫が足りずストレス気味。
後リンクが家を買えるのだが、家におけるのが基本ベッドと武器だけという寂しさ、せめて台所とテーブルとなんかくらい置かせて。
地形はかなりいいのだが、まだ改良の余地?があるなって思う部分はなくもない感じ。
COMMENT
一時期ゲームをやめていた、理由はつまらなくなったから。そんな俺のゲーム熱を少し取り戻してくれたのがこのゲーム。
辞め時がわからずいつも遊んでいる。というかまだクリアできてない、然し面白いから早く終われとは思わない、世界を隅々まで探索したい、そんなゲーム。
音楽は良くも悪くもゼルダ、演出効果特化で地味目、ゲームのわき役的な感じ。
後この地形や作りを見てると、ゼルダ以外のゲームにも応用できそう。もっといろいろできそうなのだが、「ゼルダ」であるが故に行われてないことが結構ある気がする。