Splatoon2 (スプラトゥーン2)
中央値: 55 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 19.18 難易度 2.30 mk2レビュー数 20ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt |
81pt
GOOD!
○相変わらずよく考えられているゲームシステム
スプラトゥーンは、他のシューターよりアクションゲームに近いです。が、基本アクションがかなり独特で奥深いものがあります。
移動を例に考えてみます。普通のゲームだったら、スティックを倒すだけでボタンでダッシュができたりステップ移動ができたりして、そうやって移動していきます。しかし、これは慣れると退屈と退屈な時間になります。
しかし、スプラのイカ移動は、インクの塗ってあるところを2倍の速さで移動することができます。ここで、インクは人状態でしか塗ることが出来ないのがミソで、最速で中央に行くには、人で歩き撃ち→直線状に塗れたらイカ移動→慣性を維持してジャンプする→人状態で歩き撃ち・・・の繰り返しをする必要があります。最初は難しいかもしれませんが、これだけでも楽しい!勿論、ある程度自陣を塗ってスペシャルを溜めてから戦いに参加するという戦略もあります。
また、自陣インクが移動を有利にするということは、敵インクを塗り替えることは敵の移動を不利にすることができると言えます。
「人で塗ってイカで泳ぐ」という基本アクションが、移動についてだけでも、ここまでこのゲームを奥深くしています。これはこのゲームの奥深さを体現していると言えるでしょう。本当はもっとアクションの良さを語りたいのですが…一例は紹介したのでこれぐらいでお願いします(笑)
○「成長」を楽しめるゲームシステム
このゲーム、前述のように操作は結構複雑で、経験者と未経験者の差が大きく、最初は全然勝てないと思います。でも、言い換えれば、新規さんもそれだけ大きな成長の過程をを楽しめるというわけです(2年前まで全員初心者でしたからね)。
ゲームのシステムも成長を促進させてます。1プレイは3分。ステージは2ステージのうちランダムで選択され、2時間毎に選ばれる候補のステージが変わります。ブキは1度マッチングを止めなければ変えられません。
つまり、同じステージ、同じブキで何回も対戦することになります。何回もプレイしている内に、戦闘技術や立ち回りの成長が実感できます!この過程が本当に楽しい!そして、ブキが変わればまた立ち回りも戦闘のしかたも変わりますから新たな成長のサイクルにハマっていき、飽きることはありません!初心者の方なら塗りポイント更新を狙うだけでも楽しいでしょう。何回も何回も繰り返してギリギリで勝てたときの熱さはほんと凄い!
○ステージ、スペシャルはほぼ入れ替え!
ここまで2独自を要素を語ってなかったのでいい加減にしておきます…
マリオカートシリーズのようにステージは新旧入ってますが、初期は新ステが6、旧ステリメイクが2の計8個(前作は初期5個、最終16個)収録。どのステージも個性的です
ブキはお馴染みのチャージャーやローラーの新アクションが加わっていたり、二丁拳銃ので新武器種「マニューバ」が加わっていたりします。サブウエポンは半分くらい前作と違う組み合わせに。スペシャルウエポンは全て一新!上手く倒せると気持ちいい~ようなスペシャルばかりです!
○サーモンランとヒーローモード
新たな協力プレイのモード、サーモンランは一言で言うと「最高」です!
様々な種類の敵が一気に押し寄せてきますが、どの敵も攻略法があって雑魚以外はただ撃ってるだけだと勝てません。
4人で協力して、ボムを食わせたり弱点を狙ったりして、みんなで「金イクラ」を運びます。
オフラインのヒーローモードはステージ数はほぼ前作と同じですが、一ステージのボリュームが1.5倍くらいになってます。武器が色々使えたり、ギミックが大幅に増えて、単調さが少なくなってます。初心者のチュートリアルにもピッタリです!
また、今作ではリズムアクションゲーム「イカラジオ2」が収録されていますが、これが凄い!
おまけとは思えない程凝っています。40曲以上遊べ、2難易度が選べます。判定も2種類あって全曲ALL「FLASH」を狙うとなると数十時間は遊べるのでは無いでしょうか。難易度もかなり歯ごたえありますし。ちなみに、サウンドテストとしての役割も果たしています。発売前は不安視されてたBGMですが、「Endolphin Surge」「Don't Slip」「フルスロットル・テンタクル」などお気に入りが沢山見つかりました。2のカッコイイ路線、好きです。(良ければ調べてみて下さいね!)
BAD/REQUEST
○シューター優遇のバランス
前作初期のバランスに比べたらマシですが、全体的にシューターが強いです。運営の対応が早いのでそのうち改善されるとは思いますが…
○マッチング中にミニゲームが遊べなくなった
前作はマッチング中、「イカジャンプ」というミニゲームをプレイする事が出来ました。しかし、今作は1画面のニンテンドースイッチで発売されたのでプレイ出来なくなっているんです。
○スペシャルがスペシャルしてない
「スペシャルウエポンは全て一新!上手く倒せると気持ちいい~ようなスペシャルばかりです!」と言いましたが、これは倒せればの話で全体的にスペシャルが弱めです
強すぎなのも問題ですが、プレッサーやイカスフィアなど、拘束時間がながいのに、上手く使って1,2キルが限界なのはちょっと…という気がします。無敵が無くなったのは良調整です
COMMENT
前作で好評だったルールに加えて身近な人と楽しめる新機能、そして協力プレイ特化モードを追加。
さらにはスイッチの様々なプレイスタイルにも対応で携帯ゲームとしても、据置ゲームとしても、その中間(テーブルモード)としても遊べるのでまさに鬼に金棒です!
前作での特徴であった「緩やかなつながり」も健在。アポなしでカンタンにフレンドに合流して野良対戦。ゲーム起動時の広場ではオンラインプレイヤーが見られ、投稿されたイラストを見たりギアの注文も出来ます。定期的に開催されるフェスによってSNSなどで大きな盛り上がりを体感する事ができます。今作は前作初期に対する注目度が段違いなので、前作よりもっと盛り上がること間違いなしです(製品版フェスはまだ開催されてませんが、体験版フェスを見て確信しました)。
また、今作ではリズムアクションゲーム「イカラジオ2」が収録されていますが、これが凄い!
おまけとは思えない程凝っています。40曲以上遊べ、2難易度が選べます。判定も2種類あって全曲ALL「FLASH」を狙うとなると数十時間は遊べるのでは無いでしょうか。難易度もかなり歯ごたえありますし。ちなみに、サウンドテストとしての役割も果たしています。発売前は不安視されてたBGMですが、「Endolphin Surge」「Don't Slip」「フルスロットル・テンタクル」などお気に入りが沢山見つかりました。(良ければ調べてみて下さいね!)
グラフィックもインクの質感が大幅に向上してるなど進化してます。動画で比べても一目瞭然ですが、実機だともっとよく分かります。ロードも全然違っていてとてもサクサクです
これからより一層話題になって進化していく事間違いなしの今作!間違い無く傑作です!
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GOOD!
Splatoon(以下、前作)、Splatoon2(以下、本作)内の用語を使っています。
また、本作は前作の続編である以上、どうしても前作と比較しての評価とならざるを得ません。
あくまで投稿時点(2017.10.16時点)での内容です。今後、ゲームの内容が大きく変わるかもしれません。
上記の点についてご承知おきください。
■とっつきやすそうなイメージ
前作同様に、「FPS、TPSが苦手でもマップを塗れば勝利に貢献できる」と思わせてくれるイメージ戦略はすばらしいと思う。
■ゲーム内の世界観やデザイン
前作同様にキャラクターのデザインは可愛らしい。
■ギアの付け方が増えた
前作の経験値を溜める、サザエを使用してのルーレット以外に、ギアをクリーニングし、集めたカケラをセットしてギアを自由に付け替えることができるようになった。
これまでの運任せの方法以外に、地道に時間をかければ好きなギアをつけることができる。
■サーモンランの追加
対人戦のみではなく、協力プレイが可能となった点は良かった。
対人戦での様々な不合理、不満、イライラを緩和してくれる。
■BGMのうち一部が前作よりも良くなった
敗北時のBGMが前作よりマイルドになった。
■定期的なアップデート
投稿時点では定期的にゲームバランスを見直すアップデートが実施されている。
ゲーム内のブキ使用状況や様々な意見を反映している・・・ような気がしないでもない。
BAD/REQUEST
このレビューサイトに関わらず、多くの方が問題と口にしているチックレートやラグ、マッチングの問題、ブキ格差については、私は「前作も同じようなものだったよ」と思っていますので、このレビューには記入しません。(もちろん、それらが「良いことだ」と思っているわけではありません。)
■説明不足
様々な点が説明不足に感じます。
まず、電子説明書すら入ってないのには驚きました。画面の見方やコントローラーのボタン設定、ゲームの遊び方(勝利条件など)すらほとんど説明されてないのではないでしょうか?
ゲーム開始時のチュートリアルが前作より短い気がする。また、ジャイロ操作がチュートリアル終了まで変更できない。
テンタクルズについての説明がほとんどない。ヒーローモードに絡んできてもよかったのでは?
ヒーローモードで前作のおさらい(ストーリーや敵の種類、ギミック等)がない。
サーモンランでの特殊WAVE(ヒカリバエや金シャケ、グリル等)についてのきちっとしたチュートリアルがない。
■ゲーム内の視認性が悪くなった
前作よりインクの色がどぎつく感じます。特にフェス時やサーモンランで夜間となったときなどに顕著で、色によっては敵味方のインクの色が区別できません。
また、ゲーム中にマップを開くと、メイン画面が全く見えなくなります。画面隅にマップを配置したり、マップ自体を半透明にするなど、もう少し配慮してほしかったです。
■ヒーローモードの別ゲー化
ヒーローモードは、「ゲーム操作や戦い方、遊び方に慣れるため」の長めのチュートリアルという位置づけではなく、全く別のゲームと化しています。
ギミックを見つけ、敵の弱点をついて倒し、軽い謎解きを突破する、「銃が使えるマリオ」のようなアスレチックゲームとなっており、クリアしても対戦プレイのスキルアップには繋がりません。
■フェス
前作同様、2チームに分かれてナワバリバトルをするだけ。
勝利数でランクアップした称号が、得られるサザエの数に直結しているため、サザエが欲しければ延々と(普段よりもマッチングに時間のかかる)ナワバリをプレイしなければなりません。
前作はサザエの代替手段がありましたが、本作はそれもなくなったため、サザエが欲しければこの苦行に耐える必要があります。
また、前作では一度組んだチームを継続できたため、だんだんとチーム内の呼吸が合ってフェスならではの一体感を感じることもできましたが、本作では一戦ごとにチームが解散となるため、そういった一体感も感じることができません。
■ゲーム中のブキの押しつけ
ヒーローモードの一部のステージとサーモンランにおいては、ブキの指定があります。
任天堂的には「すべてのブキを使い込んでほしい」ということなのでしょうが、慣れないブキを無理矢理持たされるのはストレスにしかなりません。
特にサーモンランで慣れないブキを持たされ、そのせいでゲームに失敗することもあります。
■ギアの付け方について
ギアの付け方が増えたと「GOOD!」に書きましたが、ギアのカケラを集めるまで、膨大な時間と努力と運が必要です。ギアのカケラを集めるためには時間を使って経験値を溜め、装備品についたギアをクリーニングしてカケラにするのですが、改めてギアをセットするためにはカケラが10個~30個必要となり、膨大な時間がかかります。
望みのギアをつけるための「ドリンク」もありますが、飲んでも望みのギアが付きやすくなったといおう実感がありません。おそらく、内部の確率的にはきちんと計算されているのでしょうが・・・
■耳に残らないBGM
前作のような、良くも悪くも尖ったBGMが無いため、ゲーム中の音楽が何も耳に残りません。
■前作の悪い点が改良されていない
BAD冒頭の点以外にも、前作からの悪い点がそのまま残っています。
・マッチング中に退室、ブキや装備品の変更ができない。
いまどき、これらができないゲームの方がめずらしいのでは?
・爆風の範囲がおかしい。
ボムの爆風範囲が、インクで塗られる範囲をはるかに超えています。爆風範囲はゲーム中で表示されないため、大丈夫と思っている距離でもやられてしまうことも多々あります。
一応、スペシャルのスーパーチャクチでは効果範囲が表示されていますが、効果範囲外にいても爆風で死にます。
・キーコンフィグがない。
各プレイヤーが自由にキー設定できると何か不都合でもあるのでしょうか?
・定期的に強制表示されるニュース画面
前作よりは減りましたが、本作でもサーモンラン開始時等にニュース画面が強制表示されます。
ステージやサーモンランのスケジュールがきちんと情報として表示されているので、わざわざ表示する必要はないのでは?
■前作に内容が及んでいない
・せめて前作の基本ブキ(カスタムやコラボやデコ以外のノーマルなもの)位はさっさと解禁してほしいものです。
・前作の人気のあったステージ(ハコフグ等)は早く追加してください。
■アップデートの頻度、内容
バランス調整のアップデートがおおよそ月に1回と、頻度が遅く感じられます。
しかもアップデートの内容が極端で、アップデートするごとにこれまで強ブキ・強スペシャルだったものが弱ブキ・弱スペシャルに調整されたり、逆のパターンが多々発生します。
もう少し緩やかなアップデートを細かくしてほしいです。
なお、ほぼ週に一度追加されているブキの追加は、「アップデート」とは言わないでほしいです。
上記の個々の不満点には小さいものもありますが、積み重なるとゲームを冷めた目でプレイし、結果、勝っても負けてもイライラのみが残るようになってしまいます。
COMMENT
前作ではナワバリ中心の遊び方で、キルよりも塗りを重視するプレイスタイルでした。
本作ではナワバリも殺伐としていて、気楽に遊べるのがサーモンランくらいしかありません。
広場も同じイラストが何日も表示されたりして、すでにゲーム世界の「狭さ、閉塞感」を感じています。
今後、オンラインの有料化に向けて、どこか目立つタイミングで新ルールや新ブキ、ゲームバランス等の見直しがあると信じていますが、それまでに私の中でこのゲームを続ける気が無くなってしまうような気がしています。
遊んでいて「楽しい!」と思えるゲームに生まれ変わってほしいです。
なお、ゲーム環境はPROコン使用のテレビモード、有線接続です。
以下、Splatoon2をプレイする上でSWITCH本体についての不満がありますので、併せて記載します。(Splatoon2そのものの評価には加えていません。)
■SWITCH本体に関する不満について
・インターネットへの接続方法について
SWITCHでは、インターネットへの接続方法が無線が基本となっています。オンラインゲームを楽しむなら、有線接続を基本にしてほしいものです。
・SPLATOON2でのイラスト投稿の難易度が高い
ミーバースが廃止されたため、イラストを投稿するためにはSNSの登録が必要です。また、タッチペンも本体には付属していません。
・JOYコンとPROコンの操作性が違う
特に左右スティックの感度が全く異なります。同じゲーム機のコントローラーで、同じ任天堂が出しているのに・・・
・SWITCH単体で通報ができない
悪質なプレイヤーを通報する場合、別のアプリを使う必要があります。