スーパーマリオ オデッセイ

中央値: 79 Amazon点数: -
スコアーボード
ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 4pt | 5pt | 5pt | 4pt | 2pt |
90pt
GOOD!
今回のマリオは探索型。
バラエティあふれる数々の世界を隅々まで探索していきます。
砂漠・森・海・氷といったいつものマリオ的世界もあれば
都市の国・料理の国といったちょっとびっくりな世界まで多種多様。
3Dランド・ワールドのように時間に追われることもなくじっくりと世界と向き合い
あそこに何かあるんじゃないかとにらんで、
手立てを尽くしてパワームーンやローカルコインを探し出す。
地形ギミックあり、そしてちょっとカービィっぽい敵キャプチャーも駆使し
狙い通りにパワームーン見つけたときは快感です。実に楽しい。
元々動かしているだけで楽しいマリオですが、
大量のギミックとパワームーンのおかげで、
どこで何をやってもなんかしら見つかる感じ。
箱庭ゲームでありながらオープンワールドっぽい不思議な雰囲気もあったりします。
今回は比較的早い段階でピーチ姫救出にたどり着くので
一見ボリュームが少なさそうですがその後が本番です。
十数個の箱庭世界すべてに大量のパワームーンとローカルコインが隠されていて
これを見つけていくボリュームは膨大です。
フルコンプなんて狙おうものなら100時間あっても足りません。
そしてピーチ姫救出後に世界をめぐると「オデッセイ=旅」の意味が
すごくよくわかります。この辺の演出もすばらしい。
ゲームバランスもすばらしい。
やりこみ勢にとってはやや簡単かもしれませんが
クリアまではそんなでもなく、その後跳ね上がるあたりはさすがのマリオ。
狙い通り戦えた時の快感もさすがです。
そして初心者向けの「お助けモード」も過去作のヘルプ機能に比べて
圧倒的に完成度が上がっています。
クリアしたことにしてあげる、でもなく
少し楽にしてあげるから断固として自分でクリアしなさい、ってのは
ゲームのあるべき姿かと思います。
「ゲームオーバーのないマリオ」みたいな言われ方もしますが、コインが残機代わりです。
従来のマリオでもどうせみんな無限1upしてから進めるんでしょ?と考えると
実際のところあまり変わらない。
グラフィックはマリオですしそんなにリアル追求でもないですが
色鮮やかに、かつ完全60フレームで描かれているので
アクションゲームとしては最適です。すごく見やすい。
音楽はいつものマリオですが、主題歌は秀逸。
これまでのマリオ音楽の中でも一番じゃないかな。
お話はまあマリオだしあってないようなもの。
ギャラクシーあたりは結構壮大でしたが、
今回は今まで以上にゆるーくどたばたと進んでいきます。
それでも主題である「旅」がきちんと表現されているのはすごいですが。
BAD/REQUEST
2D面はちょっとある分にはいいですが、少し多用しすぎな気がします。
ノスタルジックな雰囲気もいいですが、2017年のゲームなのだから
あまり懐古に走りすぎるのもいかがなものかと。
一部ミニゲームは苦痛先行になってしまっています。
なわとびとビーチバレーの100回はちょっといただけない。
ルイージが服だけ登場なのはちょっと悲しい。
プレイヤーキャラとして出せとはいいませんが
せめてNPCで出てきてほしかった。
一部「振る」操作が必要になるところがあるのですが
携帯モードではさすがにどうにもなりません・・・。
その部分は家でジョイコンストラップにしてプレイするしかありませんでした。
やりこみ勢は難易度には少し不満かもしれません。
マスターオブギャラクシーや王冠面に当たるラストステージは
「個々のアクションはそこまで難しくないがひたすら長い」というもの。
個人的には中間ポイントを設定したりしつつ
アクション自体の難易度がもっと高いほうがよかったかなと。
COMMENT
メインは携帯モードで、据置時はジョイコングリップでプレイしました。
ジョイコンストラップ2本持ちでも少しプレイしています。
方向性は違いますが、マリオギャラクシー以来の「すごい」マリオです。
任天堂の開発力は健在でした。これはすごい。
このレベルのアクションゲーム作れるところほかにないですよ。
スマホゲー方面での迷走は一体何だったのか、という感じ。
このソフト1本のためにスイッチごと買って全く損しない作品です。
脱帽。お見事でした。
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GOOD!
■オリジナリティ ★★★★☆
敵キャプチャ自体はカービーでもありますが、3Ⅾゲームでここまでの種類を用意したのは例がないと思います。
シチュエーションごとの選択肢の幅は無くやるべきことが決まっていますが、シチュエーション自体が多数用意されています。
そのため、次はどういうギミックでくるのか、というワクワク感が最後まで持続します。
■グラフィックス ★★★★★
明るい色調で統一感がありながら、自然・都市・ 遺跡など多くの場面を、はっきりとそれと分かるデザインで用意しています。
表示欠けなども無く、行きたいところが目に付く3Ⅾデザインも秀逸です。
60fpsでヌルヌル動く点も評価できます。
■音楽 ★★★★★
導入の帽子世界のティムバートンのような世界から始まり、一転して恐竜世界で明るくキャッチーな曲になるなど、メリハリが効いています。
主題歌はシリーズ最高のものだと思います。
■熱中度 ★★★★★
とにかく次が見たくなる展開を、矢継ぎ早に繰り広げてきます。
クッパ打倒までは、一度もダレることなくプレイできると思います。
■満足度 ★★★★★☆
やりたいことができる操作性と、こんなこともできるんだという驚きが満載です。
程よい広さの箱庭世界での冒険で、達成感の連続でストレス解消になります。
■快適さ ★★★★★☆
ロード時間が少なく短く、ジョイコンの操作も大変快適です。
ジョイコン操作はよく練られていて、Wiiリモコンのようなやらされ感もありません。
2人で一人を動かすゲームとしても、最高の操作性だと思います。
ただ、2人から1人、その逆へと切り替えるための操作が面倒な点がマイナスです。
■難易度 ★★☆☆☆
クリアするだけなら、かなり簡単な部類だと思います。
おたすけモードなど、初心者救済の手段もきっちり用意されていて、3Ⅾ初心者でも苦労しません。
一方で、ムーン集めをやりだすとかなり難しい場面も多く、難易度の幅があります。
BAD/REQUEST
■満足度
一息にクリアしたくなる半面、いったんクッパを倒すと後はムーン集めとコスプレしかやることがなくなります。
ボリュームが足りないわけではありませんが、もっと色々したいなぁと思ってしまうのも事実です。
■快適さ
2人から1人、その逆へと切り替えるための操作が面倒な点がマイナスです。
■難易度
クリアまでの本編の難易度が低いため、高難易度を求めると足りなく感じるかもしれません。
逆に、ムーン集めの一部エリアやクリア後最終ステージが難しいため、それまでスムーズにできていた人でも、ここで詰む可能性があります。
COMMENT
本作は、いままでテレビゲームが培ってきた操作する楽しさを追求したもので、その期待に耐えるだけの厚みがあります。
マリオオデッセイは今までのゲームの集大成で、ゼルダBotWが次のゲームの先駆けと言われていましたが、まさにその通りです。
新ハード×新型コントローラでありながらクセも無く、誰がプレイしても、誰が見ても「すごいなぁ」と思えるような作品になっています。
大作アクション映画のようなワーッとプレイして楽しむゲームです。
ストーリーやキャラ育成には期待できないゲームで、そのつもりでプレイするのが良いと思います。