ASTRAL CHAIN (アストラル チェイン)
中央値: 69 Amazon点数: -
スコアーボード
標準偏差 8.04 難易度 2.25 mk2レビュー数 4ユーザーレビュー
(デフォルトは中央値近順)オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 3pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt | 3pt |
65pt
GOOD!
・設定
J●J●、PERS●NA等異形と共に戦うという設定だがそれに鎖を用いてさらに戦闘にも活かすというセンスには脱帽です。主人公が警察ということもあり手錠で繋がっているところも細かかったなと。レギオンもカラチェンやメンテナンスができたりして愛着が湧きます。
・戦闘
ジャスト回避等PSを求められるプラチナゲーですが今作は少し毛色が違います。回避攻撃にも無敵時間があるレギオンとないものがいたり連撃は1回じゃかわしきれない…とまあ連打はNGって感じです。
今作には超低難易度がありアクションが苦手だったりしても楽しめます。
またやりこみ要素も多く評価やコスなどベタなものから果てにはトイレの紙なども。
BAD/REQUEST
ストーリークリアまでは佳作程度の評価だったが、クリア後に大きく変わった。
・高難度と嫌がらせの違い
ストーリーは難しいところはあるとはいえクリアだけなら難なく可能。ただクリア後に最高評価を取ろうとすると話が変わる。オールピュアプラチナはいつも通りやりたい人がやればいい話なのだが、今作の評価には被ダメ、死亡回数等がほぼ関わらない。そしてタイムボーナスがありこれは簡単に言えば”早く倒してね”といったところだが、このタイムボーナスの影響が大きく、序盤かつ戦闘のあるクエストは被ダメガン無視でいかにごり押して早く倒せるかといった勝負になっている。さらに今作の宿敵である「キメラ」を倒すと回復(早い話が斬奪)でき、このこともごり押しを助長している。これをヌルいととるかは人それぞれだが、問題はこれができないクエストにある。
被ダメが「ほぼ」関わらないと書いたがこの例外が問題1。9章にバイクステージがあるのだがここがまあ酷い。大抵1度しかやっていないであろうバイクを唐突にやらされる上に一回目では出せなかったレギオンが使える。レギオンが使えるというアナウンスがないため筆者は気づかずに2回死んでクリアさせられた。だだでさえ難しいのにノーダメかつレギオンも被ダメ0でないとS+が取れない嫌がらせ。
ではどうやってプラチナは戦闘の難易度を上げたか。それが問題2。
端的に言えば無敵化、バ火力、悪地形、画面外からの攻撃、人海戦術。クリア後にはひたすら戦闘するだけのクエストをいくつもこなすが必ずこのうちのいずれかの要素を含むと言える。
このうち悪地形は特に酷いといえよう。主にダメージを食らう地形には、奈落(600ダメ前後)毒沼(継続20~30ダメ前後)炎(800ダメ+継続20ダメ前後)アストラル地雷(800ダメ前後)がある。序盤の敵からのダメージが多くとも1発100ダメ程度といえば酷さがわかるだろうか。そして当然のことのようにセットで吹き飛ばしを使う敵が出てくるといったところである。
そしてオールピュアプラチナの前に立つ第三の壁、ミニゲーム。全てではないにしろいくつかの、そして面倒くさいミニゲームが評価対象。
細かいところだがレギオンラッシュが異常に誤爆する。スティックを倒すのと弾くのは大分違うと思うのだが。そして余計な演出。誰が蘇生の演出なんぞ見たがるのか。そして毎回プラチナゲーに思うのだが瀕死時の画面エフェクトが本当に煩わしい。ワンダフル101の時も思ったがピコンピコン音鳴らすだけじゃわからないと思っているのか?
COMMENT
やりこむほどその深淵が見えてくるタイプのゲームでした。ストーリークリアするだけならスタイリッシュさや派手さもあって楽しめるかと思います。長々と悪評を並べましたが悪くないゲームだとは思います。ただ良さがあるだけに細かいシミが気になるといったところです。ティザームービーがとても面白そうで下馬評も高くワクワクしていた分ガッカリというか、まあこんなもんかといったゲームでした。あとストーリーは素人目に見てもあまりいいとは言えないです。特に最後の流れからのご都合展開は流石に無いなと。飛ばすほどつまらなくもないけど見入る程ではないストーリーです。
BGMは特に言うことありません。ラスト辺りのメランコリックなBGMは良かった。他は覚えてないです。ゲーム以外の部分が気になる人は注意。
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GOOD!
いわゆる人間と人外(以下レギオン)のバディもの。
主人公は人類を脅かす「キメラ」に対抗する「人工島アーク」の
特務局特殊災害対策課ネウロンに所属する警察官となり、キメラの駆除や
警察官としての現場捜査、災害、市民対応、逮捕まで担当する。
■プラチナゲームス特有の演出は健在
ベヨネッタやデビルメイクライを手がけた神谷英樹・稲葉敦志氏らを中心に
スタイリッシュでダイナミックな演出が遺憾なく発揮されている。
■5種類のレギオンを駆使した豊富なファイトスタイル
近距離攻撃主体なソードレギオン、遠距離攻撃主体のアローレギオン
プラチナゲームスは本当にこういうの好きだなアームレギオン、
その様はまさに警察犬ビーストレギオン、防御に長けたアックスレギオン
これらレギオンの特性を駆使して敵と戦ったり、時にフィールドの仕掛けを
解いていく。
■多彩な戦闘操作
上記レギオンのほか主人公も大剣や銃に変化する警棒(エクスバトン)を所持しており
空を飛ぶ敵、動きのすばやい敵などに対応した戦闘方法が用意されている。
これによりお気に入りのレギオンを使い続けるもよし、状況に応じて使い分けるもよし
これらの組み合わせによって好みの戦い方でゲームを進めることも出来る。
(効率の問題はあるが・・・)
BAD/REQUEST
■ストーリーが少々短い
ストーリー中盤、とある仇敵の行動によって物語は急展開を迎える。
ネタバレは極力避けるが主人公がその結果、裏切られ仲間と対立して、ほかの残された仲間と
真の敵と立ち向かうというプロットの内容がやや拙速で話の掘り下げが浅いように感じた。
■豊富すぎて煩雑に・・・
前述のとおり5種類のレギオンにはそれぞれ特有のアクションがあり、それを駆使して
戦闘や謎解きを行っていくが、共通のアクションも多く存在する。戦況の変化とともに
正しいアクションの操作が出来れば爽快だが、基本的に戦闘は1対多数となるため
乱戦となることが多い。つまり瞬時に正しい操作を行うことが求められる。
アクションゲームがあまり得意でない人にとってはとりあえずボタン連打などの
泥臭い戦いを強いられることも多いだろう。
■生死不明の超重要人物がいる?
ストーリー序盤、主人公をかばってキメラに一人で立ち向かった人物がいるのだが、
その後のストーリーにてその者の所持品が発見されるシーンがある。だが結局のところ
生死を判断する遺体やメッセージなどが見つからずストーリーは終結してしまう。
もしかすると続編を意識しているのだろうか。(ツッコむのは野暮かもしれないが)
COMMENT
当方クリア済み。
本作はプレイ開始前、双子の主人公から性別を選ぶことが出来、選ばれたほうは
掛け声や叫び声以外、終始無言となるが、もう片方がストーリーの行方を担う重要な
役回りとなりセリフもある。あおつらえむきにセーブスロットも2つあるので
一粒で二度おいしい。
■賛否あってもやはり一流クリエイターの仕事
操作やストーリーに対する意見はあるものの人工島アークの世界観は
よく造りこまれており、主人公をその島の警察官とすることで更に没入感を
引き出すことに寄与しているように思える。
■ちょっと空気な桂正和氏
キャラクターデザインは週間少年ジャンプなどでも連載の実績がある人気漫画家、
桂正和氏によるものではあるものの、正直ゲーム中は意識することがなかった。
■続編への意欲やいかに
前述のとおりいまひとつ生死が明らかになっていないキャラが存在するところは
往年のナ○コの某ハイスピードハンティングアクションの流れを禁じえないところではある。
(主人公の上司もどこぞの支部長そっくりだし)
色々ありますがそこは腐ってもプラチナゲームスで、また面白いものを創ってくれるという
期待感はいつも持っており、本作もそれを感じ続けさせてくれる作りでありました。