Switch mk2 - Switchの参加型レビューサイト

GOOD!

都市伝説をもとにした話で、科学かオカルトかで話が分岐したり最後におさらいで推理したりする形式は従来通り。新メンバーとのやり取りで各キャラが濃くなっています。
黒歴史となった真1をちゃんと絡ませ、旧作（流行り神１～３）のキャラも登場するなど、流行り神シリーズの集大成ともいえます。続編が出そうな終わり方もナイス。

岐阜県の郷土愛が感じられるネタが満載。
地名がイニシャルになってますが、わかる人はニヤッとさせられます。

カリッジポイントの数が４つに。その分選択肢が少なくなっています。
それでいて、必ず使わなければ先に進めない状況は数えるくらいしかありません。

前作で何回も出ていたライアーズアートが、終盤1回だけになりました。

音楽、雰囲気があってて良いです。後で鑑賞できます。

主人公のサービスカット。下着姿や入浴シーンなど後でギャラリーで見れます。
死体と言えど全裸の女性を恐ろしく描くのもなかなかの手腕。

BAD/REQUEST

・ライアーズアートが簡単になっている。
ライアーズアートとかっこいい言い方ですが、ただの尋問です（相手の図星を突いて追い詰めてるので別に「嘘」ついてるわけじゃ無いと思う）。選択したセリフで相手の心境ゲージが左右するというもので、どれも正解と解釈される文言ばかりなので、心境の変化は製作者のさじ加減になっています。しかしながらゲージを満タンにする必要はなく、真ん中を下回っていてもグッド展開に進むため、バッドエンドコレクションのためにわざとゲージを最低にするのが難しいくらいです。
ちなみにライアーズアート終了後にカリッジポイントがいくつか回復しますが、その後の展開でカリッジポイントを使うシーンなどほとんどないので無意味。おそらく前作の名残でしょう。

・テキストの間違え
ノベル系ではお約束。もはや怪奇現象がそうさせてるんでしょう。

COMMENT

文章読んでいて何度も寝落ちしました。
テキストの量が半端ないです。

昔のノベル系はエンドをコンプリートするのに何度も最初から読む羽目になっていたが、今は途中から始められる仕様。そのため、何年かすればどんな話か忘れてしまいます（「かまいたちの夜」「オトギリソウ」は今でも各シーンを覚えてますが）。
「流行り神」も過去作の話があまり思い出せず、ハードもオワコンになっているので、Switchで旧１～３を出してほしいところ。