イースVIII -Lacrimosa of DANA- レビュー
| 発売元 | 日本一ソフトウェア（オフィシャルサイト） |
|---|---|
| 発売日 | 2018/06/28 |
| 価格 | 7,538（税込） |
| レーティング | B / 12才以上対象(CERO について) |
| ショップ/リンク | 【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
| タギングトップ3 |    |
| タイトル概要 | ロールプレイング / アクション |
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スコアボード
発売スケジュール
- 2023/07/21
-
Pikmin 4(ピクミン 4)
- 2023/10/20
-
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- 2023/11/17
-
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- 2023/12/1
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サイト情報
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GOOD!
▼舞台設定
船が沈没して無人島に漂流したところから始まる。漂流者を探しつつ拠点を築き、船を作って脱出を模索。平行して島の謎に迫るというゲーム。サバイバルキッズやLOSTなどと近い部分があるだろうか。人探しも探検も楽しい
▼軽快なアクションRPG
サクサクアクション。ジャンプ、ダッシュ、回避のモーションも軽くスイスイ動かせる。キャラごとに個性が立っているので、キャラの数の分だけ違った楽しみ方ができる
フラッシュムーブやガードが快感。プレイヤースキルの向上も感じられるゲームデザイン。難易度も細かく用意されており、アクション初心者から上級者まで広く満足させる深さも持ち合わせている
古いタイプのアクションRPGだと思うが、お手本のような作品。素晴らしい完成度
▼快適
ファストトラベルあり、ダッシュも速いので移動もサクサク。雑魚敵は無視しようと思えば無視できるようなバランスになってるのも好印象
マップが丁寧、モンスターや素材の図鑑も充実していて、欲しい素材ができたときにすぐに調べて取りに行ける。またゲーム終盤でも序盤に集めた素材が生きるようなバランスになっていて、死に素材ができにくいのも良い
キーコンフィグも充実。例えばAボタンなら決定と攻撃が割り当てられているが、攻撃だけ他のボタンに変更ということもできる。役割ごとにボタン配置を変えられるので自在
イベントシーンや会話もあまり長くならないようになっている。ボイスもAボタンで飛ばしてさくさく進めさせることも可能。Rボタンで早送りができるので、やり直し等のときも煩わしくない
シナリオは緻密、重厚という感じはせず平凡だが、それはあくまでゲームの快適さを優先した結果と好意的に割り切れたのであまり気にならなかった
ロードも非常に短い。気にならない
▼個性的な仲間たち
登場人物がみなキャラが立っていて、すぐ名前と顔と役割を覚えられた。口調も1人1人細かく設定されている。悪く言えばテンプレ的な、他の作品でみたことがあるようなキャラばかりなのだが、漂流村で長く一緒に過ごすこの作品では良い方向に作用していると感じた
BAD/REQUEST
▼フレームレート(fps)
テーブルモードでのみプレイしたが、基本30fps。大量の敵に囲まれてもfpsは落ちることは少ないが、視界ぎりぎりの遠くに敵がいる場合や、イベントシーン等でちょっとカメラを動いただけでガックガクになることがある
テレビモードでも基本30fpsのようだ。グラフィック品質が低いだけに、欲を言うならテーブルモードでも60fps、最低でもテレビモードだけでもPS4版のように60fpsは欲しかったところ。フラッシュムーブ、ガードがシビアなタイミングが要求される分、高fpsの恩恵は大きいと思う
▼酷いモーション
ファルコムはそういうものらしいのだが、いくらなんでも酷い。EX必殺技がまずかっこよくない。男キャラのほとんどが拳と手のひらをぶつけるモーションをするのだが、何度もそればかり見ることになって嫌になる（笑）
オープニングが船上から投げ出されるシーンなのだが、モーションが酷すぎて船上でふざけてるように見えるレベルだ
▼酷いオープニングアニメ
なんと「24fpsで作ったアニメに無駄な重複フレームを水増しして30fpsにして再生」というとんでもない愚行をしている。本来1/24秒ずつ再生されるはずのコマが、1/30,1/30,1/30,2/30秒の周期で再生される。つまり4フレームごとにかくつく
しょぼい船上のイベントシーンの直後にこのかくかくオープニングアニメが始まるのでテンションが下がる。技術力がなくてしょぼいグラフィックになるのはまだ仕方ないと思うが、単なる凡ミスでまともなものを劣化させているのは大変印象が悪い
▼少し視認性が悪いマップ
飛び越えることができる段差なのかどうか、降りれる段差なのかどうか、が少しわかりにくい。慣れてきたらなんとなくわかるようにはなる
暗いマップが暗すぎると感じることがあった。Switchの明るさを調整して見られるようになった。明度をモニター側で調整させるような調整は好ましくない
▼キャラの服装が酷い
ダーナは中身が非常に魅力的なもう1人の主人公かつヒロインなのに、服装が露出狂で台無し。ダーナが酷すぎて霞んだがリコッタもポルノ。中身がしっかりしてるのに外見で安易にエロに走らないでほしい。逆に魅力がなくなる
以上の理由から、グラフィック部分には最低の0点を入れさせてもらった
▼シナリオ
アドルの主人公補正が強いからか、漂流村の仲たち間と苦楽を共にした感じがかなり薄く感じられた。40時間プレイしてこの結果か、という感じになった。キャラクター立ってる作品なだけに残念。ただこう感じるのは少数派かもしれない
▼容量がでかすぎる
なんと14.3GB。元がPSVitaだし、グラフィックや内容を考えても何でこんなに容量を食ってるのかわからない。DL版派の方は要注意
全体的にファルコムと移植担当の日本一の技術力不足を感じる作品
COMMENT
テーブルモードでプレイ、約40時間でNormalモードをトゥルーエンドでクリアしました。
とにかく完成度の高いアクションRPGで、キャラの露出が激しいことを除けば万人におすすめできるゲームだと感じました。BADで色々挙げましたが、ゲームとして致命的な欠点はほぼないと思っていただいて良いと思います
グラフィックはしょぼいけれど中身はしっかりしているゲームという点も、任天堂ハードユーザーの趣向に合っているかもしれません
Vita版と比較すると追加要素もあるしロードも速いのでSwitch版は完全に上位版でしょう。PS4版と比較すると60fpsのPS4か、携帯もできるSwitch版かで一長一短ですね
あと、ナンバリングタイトルですが、シリーズ未経験でも何の問題もなく遊べるように作られていますので、シリーズ未経験者でも安心ですよ