OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)
発売元 | スクウェア・エニックス(オフィシャルサイト) |
---|---|
発売日 | 2018/07/13 |
価格 | 7,344円(税込) |
レーティング | C / 15才以上対象 (CERO について) |
タギングトップ3 | |
タイトル概要 | ロールプレイング |
【 Amazonレビューも参考にどうぞ 】 |
スコアボード
- 総合ポイント
- 63
- 難易度
- 2.18
- レビュー数
- 11
ユーザーレビュー
ソート(デフォルト:ALL)
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 3pt | 4pt | 2pt | 1pt | 2pt | 2pt |
41pt
GOOD!
フィールドのグラフィックはこれまでありそうでなかったものに仕上げられていると思いました。きらきらした細かい光とか、川底が透けて見える水面とか。一見の価値はあったかと。
BGMも北国の街とかは「ちょっとまた聴きにいこうかな」と思うくらい気に入りました。
あとはジョブごとに姿が変わるのが楽しかった。
上級職の祠を探してボスを攻略するあたりは自分の力でゲームしている感じで面白かった。
BAD/REQUEST
全体的にとても窮屈なゲームという印象です。
パッケージの裏面に「旅立とう。きみだけの物語へ―」と書いてありますが・・・
何をやるにも選択肢がぜんぜん出てこないゲームなので「きみだけ」要素なんてほとんど無いんじゃないかな、と思います。とくに気になった点は
・大量の紫箱。テリオン専用のアレ。パーティ強制なだけ。褒めてる人見た事ないです。
・大量の立て札。とにかく出直せという退屈なサイン。シナリオ専用ダンジョンなら道をつながずに別マップにしといてもらえますか・・・
・メインのシナリオに対してプレイヤーが主体的に関われない。
「するか/しないか」を選べないので本当に見ているだけです。
プリムロゼは迷う描写があるけど、迷うだけ。
COMMENT
最初は期待感が膨らむんですが、だんだん違和感が膨らんでいき溜め息が増えたRPGでした。
たとえばトレサの2章。
価値がわからない貧乏人から石を安く買い上げて許可も取らずに路上で売ってお金儲け(特に必要でもなさそうなのに)するんですが、まあここまではいいです。
でもそのすぐ後に地主をめちゃくちゃディスるんですよ、トレサ。
君がやったことは程度の差があるだけで、目の前の地主と本質的に変わらないんじゃない?
地主は利益を吸うかわりに鉱山の街を平和に治めてるのかもしれないし・・・
でもとくにトレサは価値観を揺らがせることもなく。
商売で決着とかもなく。護衛をぼこぼこに叩きのめしてイベント終了。
他にも首をかしげたくなるお説教や、内容スカスカの棒立ちパーティチャットがたくさん用意してありました。
いや、そういうのはいいから・・・ってなりました。
NPCを戦闘のオプション扱いじゃなくパーティに入れるか入れないか、敵と戦って殺すか他の方法で勝つのか、船旅にするか陸路にするか、旅の目的を変えるのか変えないのか、とか。
そういう色んな魅力的な選択肢を用意して欲しかったなーと。
たくさんの選択肢を散りばめることによって自然に「きみだけの物語」が生まれてくる、と思うのですが。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 5pt | 5pt | 4pt | 4pt | 5pt | 2pt |
84pt
GOOD!
普通に初見プレイすれば70時間くらい、2週目以降は知識やプレイヤースキルが大きく反映されるゲームため10時間切りすることも可能でしょう。
プレイになれて来るとシナジーの高いジョブやアビリティの組合せに気付いたりコンボを発見して低レベルからでも大ダメージを与えられるようになると爽快感はたまりません。
良ゲームには良BGM有りと言われる事もありますが本作も例に盛れず街では綺麗なBGMに懐かしさを感じたり、逆にバトル中は躍動感あふれるものとなっており是非聞いて欲しい出来です。
グラフィックは昔懐かしいドット絵を3Dの世界にはめ込んだ懐かしさと今風とが織りなす独特のものとなっております。ドット絵を活用することで結果テンポの良さや過剰演出(ボスキャラを大きく表示)などもすんなり受入れられるものになっているよう思います。
人によって意見が別れるところだと思いますが、最近のRPGにありがちなキャラクターの内面描写や精神的な苦悩や成長といったところを長々と掘り下げるような描写はありません。
とは言え多くは語らないだけでキャラクターにはそれぞれの哲学があり、イベントシーンや任意のパーティチャットからでもそれを感じ取ることはできキャラクターに魅力がない訳ではありません。
個々人の旅の目的は世界を救うといった大それたものではなく、個人的で矮小なものだったりするんですが、なんだかそれが逆に新鮮です。
仲間は運命共同体ではなくあくまで目的を果たすための同行者という位置づけのようです。パーティチャットを見てても個人の思想には踏み込まないがお互いにリスペクトをしているのが見て取れて、いい距離感だなぁと思いながらプレイしてました。
ゲームに慣れてくると途中からサクサククリアできるようになるのですが、総力戦で挑むことになる真ボスがしっかりと強く理不尽なものとなっておりプレイヤーのプライドの鼻ッ面を折ってくれます。それでも編成を練りながら何度も挑戦すればいずれ勝てるような難易度になっています。
BAD/REQUEST
【個人的にBAD】
盗賊にしか開けられない紫宝箱がほぼ全てのダンジョンにあり、その中身は一世代先の装備品であったり場合によっては最強クラスの装備品であったりします。アイテム収集癖でなくとも素通りはちょっとできないでしょうし、結局主人公と盗賊が固定され編成の自由度を奪われてしまうのは残念です。
【BADと捉える人がいるかもしれない】
個人的にはむしろGOODポイントでもあるんですが…
・ストーリーもキャラクター同士の関係性もやや淡泊で、そういったものを求める方には物足りないかもしれません。
・真ボス戦はセーブ不可の連戦があり、行動パターンによっても難易度が変わってきます。同じボスに何度も挑戦するのが嫌いな方には辛いかもしれません。
・サブクエストというものがあるだけでやりこみ要素的なものはそれほどありません。長く楽しむのは周回プレイして自身のプレイヤースキルを高めてタイムアタックしたり縛りプレイするのが向いてるでしょう。(図鑑や素材集め等は「やりこまされ要素」に感じて私はそもそも好きではありません)
COMMENT
まずSFC時代のスクウエアのゲームが好きだったなーという方にはおススメです。
その世代を知らないプレイヤーにはウケるかどうかは好みが別れるでしょう。
最近のゲームでは求めていない部分に濃い味付けがされててなんだかなーと思ってたのですが、本作は個人的に色々と丁度いい味付けになっており、このバランス感覚で次回作も出して欲しいなと思います。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 1pt | 3pt | 1pt | 1pt | 1pt | 2pt |
27pt
GOOD!
・昔懐かしい懐古主義なデザイン
2Dを立体的にしたかのような独特のグラフィックで、懐かしさと新しさを兼ね備えている。
・BGMが良い
キャラや地域ごとにテーマがあり、主人公のテーマでストーリの区切りを〆る演出も、ベタだが良い。
・キャラが個性的
8人の主人公は皆それぞれ個性があって特徴的。
・バグが少ない
まあ当たり前と言えば当たり前だが、特にフリーズなどは無かった。
BAD/REQUEST
・グラフィックの比率が無茶苦茶
迫力の演出なのだろうが、今まで3頭身で会話してたボスが、突然10頭身越え10m越えの巨人になって襲い掛かって来る絵面は非常に滑稽。意図とは真逆のギャグにしか見えず失笑物。
遠近感もつけすぎで、バトル中の先頭キャラは豆粒程度の大きさでしか映らない。敵も大きく動くわけでもなく、例えば鳥なら羽は一切羽ばたかず体ごと上下するだけ。
フィールドも映る範囲が狭く、手前に障害物があって見難い。ピンぼけしすぎで主人公周辺以外は何も見えない。石ころや棒切れの当たり判定に引っかかって移動し難い。
・システムが面倒臭い
仲間とのイベント期間が短すぎる。Aと会話できるのは章が始まって広場に行くまで、Bは広場から町の入り口まで、Cは入り口から村長宅まで、Dは村長と話して家から出るまで、といった感じ。
そして主人公8人は酒場でしか入れ替えられないので、全てのイベント見たければその度に一度酒場に戻って入れ替える必要がある。
さらに盗賊でしか宝箱を空けられないので、盗賊は半強制加入で自由度無し。
外してる仲間には経験値も入らないので、別キャラのストーリを進める前にはレベル上げ作業が発生する。
・8人が旅を共にする理由が無い
村を山賊に襲われた傭兵が、海賊に襲われた商人が、私利私欲のために無実の人から窃盗をしようと企む盗賊に、何故いきなり協力をするのか意味不明。
それぞれが別々の思惑で旅立ったはずなのに、それらが交わる事も繋がる事も無くバラバラ。話も他のキャラが関わる事も無く、主人公1人だけで進んでいく。
そしてその合間に、上記の短期間過ぎる仲間との会話イベント。
・盗みが便利過ぎる
戦闘1回で手に入る金が100円とかなのに、装備1つが2万~6万円する物価。なので当然盗んだ方が圧倒的に手っ取り早く楽。
5回失敗すると盗めなくなるデメリットもあるが、数千円の寄付で戻せるしリセットすればOK。
キャラアクションに正道邪道と2種あるが、レベル制限という回避不可能なデメリットの有る正道に対して、邪道は実質デメリット無し。
この盗みの例で言うなら、正道の買い取りは数%程度の割引なのに対し、邪道の盗みは当然100%割引なので比較にならない。
・クエストの並び替え機能無し
多くのサブクエストがあるのは嬉しいが、並び替えが出来ず、クリア済みの物を非表示にする事も出来ない。
・戦闘システムが雑
弱点属性で防御を崩して総攻撃。とだけ言えば面白いと思うが、結局は一属性ずつ総当たりで試すだけの面倒な内容。
氷の敵なら火に弱い場合が多い、などある程度予測できる敵も居るが、火の効かない氷の敵も多く居るし、同じ山賊でも火耐性氷弱点やら雷耐性火弱点やらと、予想不可能でバラバラ。
調べるスキルもあるが、敵一体の一つを調べるだけなので、結局面倒な総当たり作業が発生する事に変わりはない。
COMMENT
一言で言うと雑。
独特なグラフィックや、8人が主人公の物語などに「お?」と思い買ったが、キャラもストーリもシステムも、全くまとまりが無くバラバラ。
他のレビューを見ると最後には話がまとまるのかもしれないが、全4章のうち2章までクリアした限りでは、その片鱗すら見えない。8本の話が1本にまとまっていくのなら面白いが、少なくとも半分すぎてもまだバラバラにのた打ち回ってるだけ。まとまるにしても遅すぎる。
料理に例えるなら、普通の米と具をバラバラにただ乗せただけの割高な丼物。しかも半分食べても具に辿り着かない。と言った感じ。
半分でもうお腹一杯。食べ飽きたので売ります。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
2pt | 2pt | 3pt | 1pt | 1pt | 2pt | 2pt |
32pt
GOOD!
昔ながらの雰囲気のRPG
かつてのロマンシングサガの様にキャラを選んでそれぞれのストーリーを中心に自由の順番でイベントを進めたり仲間を集めたりと自由度が高い
とは言っても特別な感じでも新しい感じでもない、いつかどこかで見たような雰囲気のゲームです
BAD/REQUEST
ストーリーは王道というか先の想像がつく内容で先が知りたいとかワクワクするなどなく盛り上がらないしつまらない
どのキャラを選んでもキャラごとのストーリーは薄いし驚きも何もなくつまらない
マップは狭いし見づらいし行けるところもやるべき事も少ないがレベル上げが必要でそこで時間がかかる昔ながらのバランスで面倒
上記に加えて更に
街に人が沢山いるのに話せる人は少しだけで残りの人はただの障害物
人に対してアクションを起こせるスキルがあるけど全員に出来るわけではない
絵はドットで好き嫌いは分かれ、キャラのアップ画像や美麗ムービーもないので古臭く地味に感じる人もいる
COMMENT
色々なところで面白い、最高、と聞いてかなり期待して買いましたが、正直どこが面白いのか分かりませんでした
ストーリーにワクワクする事は一度もなく、新しい仲間を加えてもそのキャラのストーリーを見るのも苦痛でした
戦闘が良く出来てると聞きましたが、魔法が強いだけで物理だとただただ面倒、レベル上げも面倒
学者が強いので最初のキャラ選択はモテモテな学者さんでやると少しはスムーズです
キャラのスキルに邪道と正統とかあった気がしますが、正直どっちでも良いと思います
キャラスキルの使用になんの面白みもないですし正統の方がリスクなくて良いと思います
キャラが4人揃うまで頑張りましたが一度も面白いと思う事がなく売却です
もしかしたら終盤で面白いと思う場面に出会えるのかもですが、中盤までの感じから私には向かないと判断できる内容でした
期待し過ぎたのも悪かったのかもしれませんが、良くも悪くも20年以上前に出ていたら違っていたかもな感じのゲームです
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 4pt | 5pt | 4pt | 3pt | 3pt | 2pt |
74pt
GOOD!
クエストが豊富にありと全体ボリュームがあり50時間以上は余裕で遊べるゲームです。 自分は全コンプリートしてませんが70時間くらいやりました。
キャラデザインやドット絵がなつかしく、フィールド背景が綺麗に思えます。
全ボスというわけではないですが、一部のボス相手の戦闘に戦略性を感じます。
戦闘はボイス有り、シナリオはフルボイスではないですがそこそこ程度喋ります。
一度行った町村はファストトラベルで初期からいつでもワープできますので楽です。(ダンジョンは不可能)
定番かもしれませんがジョブがそれなりにあり、戦闘でスキルポイントをためて、メインスキルやサブスキルを習得していくのが楽しく思います。 スキルの数も結構豊富だと思います。
またこれも定番だとは思いますが弱点属性をついていく戦闘も面白かったです。
フィールドコマンドで村人からアイテムを盗んだり、決闘を挑んだり、サブ的なパーティーとしてつれてまわることができます、これがなかなか面白かったです。
音楽はスクエニらしさを感じる、思い出に残りそうな素晴らしい曲ばかりでした。
BAD/REQUEST
シナリオは地味で薄いです。意表をついた、従来にないシナリオ などを期待してはいけないでしょう。 サブクエストも基本薄いシナリオです。
そういったシナリオの薄さや、顔グラフィックなどが見える立ち絵もないドット絵、8人個別のシナリオストーリーっていうのもあり、シナリオに関わる重要キャラクターの名前を覚えられないということが結構ありました。
サブクエストはヒントが少なく、攻略サイトなどを見なければ相当難しくなります。主に人間探しなどが多くあるのですが、どこにいるなどがわからないなんてことが結構多いです。
ラスボスと戦うにもサブクエ消化が必須条件となるため、何の攻略情報も見ないやるのは相当厳しいです。
昔のゲームの理不尽さを説明のなさ などを再現したかったのかもしれませんが、そこは再現する必要なかったと思います。
室外、フィールドは色んな背景 山や野原や浜辺や砂漠など様々な背景になっていて冒険してる楽しみがあるのですが。
ダンジョン内はパターンが少なく似た様な場所になっています。大体が洞窟、屋敷、森とかで。似たダンジョンです。
主に戦闘バランスや物理火力より学者や魔術師の魔法が便利すぎる傾向があります。
全体攻撃ができ必ず当たります、ジョブの学者は3種の属性魔法を使え弱点をつきやすく。魔術士は全属性攻撃できます。雑魚敵はレベルが少し高い敵であっても一撃処理できます。
物理は攻撃を外すことも比較的多く、序盤中盤は魔法より火力が低く感じます。
最強装備も揃った最終盤付近では物理攻撃は魔法に火力負けせず、ボス戦では特に優秀だと思われますが、
ゲームの全体で見れば魔法に頼りきってることが多く感じ、あまりバランスがいいとは思いませんでした。
サブスキルは沢山ありますが、キャラにサブスキルを付けられるのは4つまでなのがとても少なく感じました。キャラを強くするのも楽しみの一つなのだから、これだけスキルを用意したのならもう少し多くつけられる様にしてほしかったです。
フィールドコマンドは8人全員がバラバラのコマンドというわけではなく、8人中4人はもう4人のコマンドと似た様なコマンドなのが残念でした。最初プロモを見たときは全員全く違うフィールドコマンドだと思っていたので。
フィールドコマンドには成功確率があるものが存在します、アイテムを盗むなどがそうなのですが、失敗しつづけるとコマンドを扱えなくなりお金を支払うことで 元の状態に戻せるのですが
ここらへんが面倒に感じました。 結局のところ別にお金がキツかったら払わずとも、セーブポイントからロードしなおせばいいだけなので、それが作業的に感じました。
中途半端なシナリオのボイスが気になりました、重要的なメインシナリオ中にボイスがあったりなかったりと、プレステ1やDSみたいに容量がきついってことはないでしょうし、しっかりフルボイスにすればいいのにと思いました。
ラスボスを倒すとエンカウント率を0にするアイテムが手に入るので便利といいたいところなんですが、ラスボスを倒すとラスボスとはもう戦えないというのが気になりました。結局倒してないところからロードしはじめ、クエスト消化などをしました。
レアな宝箱を空けるにはテリオンという主人公キャラが必要で宝箱コンプリートを目指すなら外せないキャラとなっています。パーティーの自由を奪うのでこういうのはやめてほしかったです。ただ宝箱の内容はかなりしょぼい物が多いので、別に空けなくても特別問題ないことが多いです、それもどうなんだって話ですが。
COMMENT
新規のゲームとしては及第点を上回っていると思います。
やはりシナリオが薄いのが足を引っ張ってしまった様に思えます。
シナリオというのは濃く深く作りこんだとしても賛否両論の評価になりがちですが、
そうだとしてもこんなに薄い内容にはやはりしないでほしいです。
次回作に期待がもてるゲームなので、次回作も購入します。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
3pt | 4pt | 4pt | 3pt | 4pt | 3pt | 2pt |
69pt
GOOD!
90年代後半の王道RPGのようなわくわくさせるグラフィックやストーリー設定は秀逸。
8人から気に入ったキャラクタを進められ、通常クリアにおいては気に入らないストーリーはやらなくてもよいのでとっつきやすい。
キャラクタ育成要素も個性が出しやすく、歯ごたえあるバトルをプレイヤの工夫で突破するという定番のゲーム体験が楽しい。
また、街、フィールド、戦闘におけるBGMが非常に良く長時間やっていても飽きない。
やりこみ要素としても裏ボス討伐や多量のクエストを消化するなど大ボリューム。
BAD/REQUEST
ストーリーは始まりこそ8つのストーリーそれぞれに特徴があり、面白そうだが、全てを奥深いものにすると全体が長くなりすぎるためか、一つ一つを見るとそれほど特筆すべきものではない。またキャラクタ同士のストーリーの絡み合いが少なく、仲間ではあるが、一緒に旅をして影響を与え合ってるという印象が持てない。すべてのストーリーは最終地点にて繋がっていくが、そもそも遅すぎるし、到達する条件も複雑。プレイヤーの多くは全体の話を掴まないまま終わっていくのではないかと思う。
またチャプター毎に推奨レベルの差が大きく、一つのストーリーを進めるだけでは敵が強すぎるという印象を持ちがち。自由度が高く色んなプレイが楽しめるのが良いところではあると思うが、もう少し導線が見えてもよいのではないか。
COMMENT
せっかく8人も主人公がいるのにストーリー展開に活かしきれていないように思えて不満はありますが、個人的には非常に楽しめるゲームでした。
BGMとグラフィック、バトル、キャラクタ育成の楽しさだけでも充分良作です。
127人の方が下記のレビューはオススメと投票しています。
オリジナリティ | グラフィックス | 音楽 | 熱中度 | 満足度 | 快適さ | 難易度 |
---|---|---|---|---|---|---|
4pt | 1pt | 4pt | 3pt | 4pt | 2pt | 3pt |
63pt
GOOD!
各キャラクターの性格やストーリーはシンプルですがどれもいいものばかり。
近時のRPGにおける重たい展開やこゆーいキャラ達に
疲れ切ってしまった人にとっては癒しともいうべき王道のファンタジーです。
こういうのがあってもいいかなと思います。
そして裏ボスに到達すると全てのお話の伏線が一気に回収されるのも
すごいと思いました。全体としてのお話はとてもよくできています。
戦闘はコマンド式RPGですが、一戦一戦雑魚戦含めて非常に頭を使います。
結構高度な戦闘で、やりがいも十分。
行動はとにかく自由です。
最初からどこに行ってもいいので、攻略順を工夫することで
楽にも出来るし難しい道を歩むことも出来ます。
JRPGの特徴ですが本当に音楽はしっかりしている。
サントラ買いたくなりました。
BAD/REQUEST
グラフィックに関してはちょっと酷評になります。
ドット絵にはドット絵の味がありますし、
アニメ絵もフォトリアルも出来なかった昔のRPGは
あえてキャラを最小限しか動かさないことで表現に含蓄を出す、
というような面もありました。
また、グラフィックを最小限にすることでその分容量を確保し
イベントの数を増やすというようなこともあったかと思います。
そういう意味で今作には「ドット絵RPGならではの表現とボリューム」を
期待していたのですが・・・。
メインストーリーではなんだかんだで主人公達はぺらぺらしゃべります。
それでだいたい心情とかも表に出てしまっていて、
表現を抑制した故の含蓄とかはあまりありません。
ボリュームもそんなにあるわけではない。
ドット絵故の表現とかボリュームはほとんど見られませんでした。
これだったらフォトリアルやアニメ絵で
きちんと表情まで描いてしまった方がずっといいです。
背景や水の表現に関しては非常にきれいです。
ただ、キャラクターがドット絵であるが故に
背景から完全に浮き上がってしまっていて不自然この上ない。
ドット絵を貫くのであれば背景ももう少し親和的に作って欲しかった。
またフィールドはとにかく見にくい。
昔のRPGならではの進路の見やすさが全くないですし
3DRPGのようにカメラを回して視界を確保することも出来ない。
画面のどこに進路があるのかを確認するのに非常に手間取りました。
昔のRPGと現代RPGの悪いとこ取りになってしまっています。
サブシナリオに関してはどれもいささか単調。
かつ主人公達はひたすら無機質に動くだけなので
(せっかくしゃべらないのに、それ故の含蓄とかも全然出てない)
とにかく無味乾燥になってしまっています。
メインストーリーで出てきたキャラにまつわる話もいっぱいあるのに
関係する主人公との絡みもほとんどありません。
当該キャラのサブシナリオについては対応する主人公を先頭にしないと
開始されない、という形にしてきちんと絡めた方がよかった。
また、サブシナリオの達成条件が余りにも投げっぱなしというか
実質ノーヒントに近い状態で
攻略サイトとかを見ないのであればひたすら街をしらみつぶしするしか
方法がありません。
昔のゲームの不親切さを再現したのかもしれませんが、
それにしても乱雑な印象が強いです。
また前述の通り裏ボスのところでようやく伏線が回収されるのですが
攻略サイトなしだとそもそも裏ボスにたどり着くサブシナリオに
全く気がつかないままゲームを終わりにしてしまう人が
大量に出てしまうのではないかと思います。
ここまで裏ボスにストーリー比重をかけるのであれば
各キャラの4章クリアから裏ボスまでの道筋を
もう少し丁寧につなげてあげるべきだった。
戦闘も中盤まではいいのですが、終盤になってくると
敵の行動が面倒になりすぎ、かつこっちの火力がインフレしてくるので
余計なこと考えずに高火力特技でごり押すのが最適解になってしまい
逆にえらく単調になってしまいます。
過ぎたるは及ばざるがごとし・・・でしょうか。
裏ボスはそれでは通用しないのですが。
COMMENT
悪いゲームでは決してありません。
破綻はどこにもないですし、終わってみればよくまとまっています。
やっている間に退屈したり嫌気がさしたりということもありませんでした。
RPGとして見た場合、及第点を大きく超えていますし
買ったことにははっきり満足しています。
ただ、「何のために2018年にドット絵の新作RPGを出したのか」という
問いへの回答がほとんどなかった、というのがすごく気になりました。
例えばドラクエ3とかは「しゃべらない故の含蓄」とかが結構あって
あれをフォトリアル・フルボイスでリメイクしてもオリジナルより良くなるとは
思えない部分があります。
また最近の作品だと、例えばペルソナ5とかの独自のグラフィック調は
最新技術とは言い難いですが、
ゲームの雰囲気作りに非常に大きな役割を果たしています。
この作品はどうかというと、ドット絵・非フルボイスという手法は
純粋にマイナスにしか働いていません。
今すぐ全面フォトリアルかアニメ系JRPGグラフィックで
フルボイスにしてリメイクした方が断然良い作品になってしまう。
良くできてはいるのですが、
「25年前に発売されていたら時代を代表する作品の一つだったんだろうなあ」
というところまで、という感想です。
2018年の最新作品としてこれを勧めるか?といわれると
大きく首をひねってしまいます。
グラフィックだけが面白さじゃない、というのはその通りですが
それであれば「最新グラフィックを使わないことで実現した何か」が必要。
それがなければただの時代遅れで終わってしまいます。
悪い部分の文字数ばかり多くなってしまいましたが
色々と考えさせられるゲームでした。
繰り返しになりますが、ゲームそのものは決して悪くありません。
発売スケジュール
- 2023/07/21
-
Pikmin 4(ピクミン 4)
- 2023/10/20
-
スーパーマリオブラザーズ ワンダー
- 2023/11/17
-
スーパーマリオRPG
- 2023/12/1
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サイト情報
- レビュー更新情報(23/07/03)
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GOOD!
【HD-2Dのビジュアル】
HD-2D、いいですよね。これだけで、ゲームの価値が上がっているとすら感じます。
【戦闘の仕組み】
プレイヤーは、あらゆる種類の武器や属性魔法を駆使して敵の弱点を突き、敵のシールドを剥がして失神させることで、行動を止めたり、より多くのダメージを与えられるようになります。
さらに、1ターン毎に溜まっていくブーストポイント(BP)を注ぎ込むことで、大ダメージを与えられるようになります。
シンプルながら面白かったです。
【かっこいいキャラ、可愛らしいキャラ】
主人公たちが魅力的で、引き込まれます。
【先が気になる物語】
それぞれの目的や運命。人情もあり、どうなるのかが気になります。
雰囲気づくりも上手いですよね。
【音楽】
とても良かったです。お忙しくなられたのではないかと推察します。
【オリジナリティ】
【ビジュアル】
新たな魅力を開拓したビジュアル。個性の塊だと思います。戦闘システムも同じく!
BAD/REQUEST
【雑魚戦が長い】
進行すると、敵のシールド数が3以上になり、戦闘に時間がかかるようになってしまいます。
正直申し上げて、そもそもテンポが悪いです。それなのに、ゲームが進行すると敵のシールドが増えて、さらに戦闘が長くなってしまいます。
雑魚敵のシールドは2枚だけでいいと思うんですけどね。そのほうがテンポが良くなりますし、ボスのシールドの多さがより際立って、面白くなるはずです。
【主人公たちのシナリオがバラバラに進行するため、勢いに欠ける】
主人公たちのシナオリを少しずつバラバラにクリアしていく形になっているため、サブクエストをクリアして回っているような感覚に陥ります。
一般的なRPGとは違い、メインストリームになる物語性がないので、勢いや没入感がありません。これは致命的でした。
【ファストトラベルの説明不足】
疑問に思って調べて、初めて知りました。配慮がなってないと思います。
COMMENT
ゲームとしては面白いはずなのですが、BAD要素が余りにも大きすぎました。
本当に惜しいです。名作に成り得ました。他がとっても良いだけに、本当に悔しいほど惜しいです!
2でもさほど変わっていないようなので、残念です。